韓国料理を食べたインディアンの探偵は、ついに子供を取り返す。
毎日、四冊の本を、読むときの場所によって読み分けている私 が、
今まさに読んでいる、その4冊を紹介するシリーズ。
今はこれを読んでます。(第1回)
【 ツイン・シティに死す 】
著 デイヴィッド・ハウスライト 1996年発刊
一匹のウサギと同居しながら探偵をつづける、正義を振り回すのをやめた一人の男の物語。
これは探偵が登場して、事件を解決する小説です。
なんて言うと、ほとんどの人には、本を開くまえにポーン!と
投げ捨てられそうだけど、私はやっぱり、
こういうベタな海外の探偵作品が大好きだ。
それに、日本で探偵といえば、浮気調査くらいしか思い浮かばないけど、
アメリカではちゃんとライセンスが必要な、本格的な職業の一つ
だという所も、重要なところ。
その分、できること、できないことの線引きがリアルになるので、
読んでいても、ウソっぽさがなくなるのだ。
それと、本作の場合は、物語の結末もいい。
ときには利用され、裏切られ、警察に連行までされながら、
主人公が最後まで自分の正義を貫こうともがく姿は、
当たり前のようだけど、すごく気持ちいい。
その結果、あまりに素敵なラストが待っているために、
ついつい、何度も読んでしまう。
うん、やっぱり推理小説は、ハッピーエンドに限る!
【 インディアンの知恵 】
著 塩浦信太郎 2001年発刊
知恵、と書いているけど、実際は生活そのもの。学ぶというより、改めて常識を突きつけてくれる一冊。
最近になって気がついた。
あまりに疲れてくると、深く考えず、頭をカラッポにして
読める本を、私は無意識に選んでいる。
大抵は絵本なんだけど、今その役割を果たしてくれているのはこれだ。
インディアン関連の本には、理想的な部分と、現実的な部分、
どちらかに寄って書かれている場合が多いのだけど、
こちらはインディアンの理想的な世界がふんだんに描かれている。
にわかに憧れて、ちょっとこの世界を体験して見たい!と
思わせるようなインディアンの世界が書かれているので、
何も考えずに楽しく読める。
【 おいしい!韓国料理 】
著 金本J・ノリツグ
簡単に作れる韓国の家庭料理をご紹介。
現在、韓国料理を勉強しているので。
読んでみてわかったのは、これは、かなり未知の世界だぞ・・・・・・。
ということ。
キムチを使う料理が多いのが気になる。
スープは全般的においしそう。
各国料理の真髄はスープにある!
と、勝手に予想してみた。
【 フィツジェラルド短編集 】
著 フィツジェラルド 1990年発刊
決して新しくなることのない、いつまでも古きよき時代であり続ける名作。
今、読んでいる本は二代目。
一代目はあまりに何度も読み返したせいで、
傷だらけになって本が分解しかけた、というくらい繰り返し読んでいる作品。
すごくに面白い!と思ったことは一度もないけれど、
この本の中にしかない世界があるせいで、どうしても手放せない。
自分の子供を引きとるために、一人の男が、
別れる予定の妻とその恋人の二人を前にして、
船の上で対決する、「泳ぐ人たち」の、痛快な最後。
ラストシーン、男の会心の勝利宣言!
フィツジェラルドの作品を読むたびに、
ああ、これを全篇英語で読めたら・・・・・・と、思ってしまう。
いや、フィツジェラルドが日本人として生まれてくれていれば・・・・・・。
たとえば、日本語名は【房一 地雷土】
・・・・・・日本人じゃなくてよかった。