偶然の産物ハンター。
ある、昼下がりの午後。
某日、某所での会話。
「だからさ、おやじさん、聞いてよ」
「うんうん、聞いてるよ」
「だからね、知らなかったんだよ、本当にさ」
「そうだよね」
「わかるでしょ?ウソなんかつかないって、おじさんならわかっくれるよね?」
「もちろんだよ」
「でしょ?でもさ、誰も信じてくれないんだよ、これがさ」
「そうなのかあ」
「そうなんだよ」
「でも、そのおかげで撃退できたんでしょ?古龍というやつ」
「そうなんだけどね」
「じゃ、よかったじゃない」
「そうなんけどさあ・・・・・・」
「うん」
「でもさあ・・・・・・倒したいじゃない、実力で!」
「ははは、まあねえ」
「でしょう?」
「でも、撃退したってだけで、立派だよお」
「そうなんだけどさぁ・・・・・・でも、あれはホント、偶然なんだよおおっ! 」
偶然で古龍を倒してしまった一人のハンター。
彼の愚痴は、人のいいおじさんを相手に、
それからも、しばらく続いたという・・・・・・。
