古くなったもの。
私の部屋は友人からは「夜逃げする寸前の部屋」などと
よく評される。
それを最初に言われたときは、
引越しをしたばかり頃だったから、
物はこれから増えるんだよっ、と言っていたんだけど、
どれだけ月日が経っても、どうやら、その気配さえないとわかってくると、
友人たちの私に対する評価は、
決定的なものになってしまったみたい。
でもさ、決して広い部屋でもないし、
部屋に置いたところを想像すると、
ああ、これはいらないなあ、て、どうしても思ってしまうんだ。
新しく物を買わないということは、必然的に、
古くなったものを、どこまでも使い続ける、
ということになるので、
物持ちがとてもよくなる。
たとえば服などは、10年前に買ったものが今も現役だったりする。
友人に、それはどこで買ったやつ?と訊かれて、
すぐ答えられないのは少し困りものだけど、
ちゃんと最初に材質に気を使い、
着ていないときの保管にも注意を払ってさえあげれば、
着られるものっていうのは、どこまでも着られるものなんだよ、わっはっは。
「でも、それってつまり、10年前から体のサイズが変わってないってことだよね?」
うーむ・・・・・・。