信じられる占い。
私は、幽霊や、おばけを信じない。
占いや、予知を信じない。
宗教や、神様を信じない。
それはきっと、ほとんど人たちと同じように、
私も、自分と、自分の周りの世界のことで精一杯だから、
なんだと思う。
霊の世界や、未来のことや、実際にいるのかどうかもわからない人に
思いを馳せる余裕が、私にはないからなんだ。
ただ、信じないといっても、すべて否定しているわけでもない。
本当に困っているときには、
ふと、神様にお願いしてみようか、と思うことが私にもあるし、
占いだって、自分にいいことが書いてあれば、
信じるとまではいかなくても、
少しはそれを頼りにして、一日を過ごしてみたりする。
だって、それでなにか利益があったら、
ちょっとラッキーだもんな。
ま、友人からは、
「そんな調子のいい利用しかしないやつに、利益なんてあるかっ!」
なんて、言われたりするけれどさ。
でも、あまり信じすぎるのもどうかな、と思うんだ。
たとえば、私のよく知っている人に、
朝起きたら、まず、自分の星座が最高の運勢だといってくれるテレビ番組を
見つけられるまで探す、という人がいて、
「それを見つけられないと、安心して一日を始められないでしょう?」
なんて言うんだけど、
そもそも、テレビの番組ごとに星座の運勢がかわっている時点で、
信頼精が薄れてないかな?と、ちょっと思ってしまう私は、
やっばり信じる心が足りないせいなんだろうか。
人によっては、そんな占い好きが高じて、
周りの人から生年月日や、血液型を訊いて、
勝手に占いはじめてしまうような人もいたりする。
あれって、目の前で直接、言われてしまうから、
妙に説得力があったりして、当たってもいないのに、
思わず、そうなのかなあ、て思ってしまうんだ。
あるとき、
「あなたは責任感があって、人をぜったい裏切らない人です」
なんて言われて、そのときは、
へぇ、ちょっと私ってすごいんだな、なんて思ったのだけど、
改めて他から考えてみると、
一応、多少なりとも組織の中で仕事をしている人間が、
責任感の欠片もないようでは、
とても大勢の人たちと一緒に、仕事なんてやっていけないだろうし、
裏切るか、裏切らないか、なんて、
戦国時代じゃないんだから、
そこまで切迫した人間関係が生まれたことは、
これまでに一度もなければ、きっと、これからもないような気がする。
そういえば、占いというと、恋愛運というのが必ずあるけれど、
あれも不思議だ。
だって、恋愛の運なんて、一人じゃどうにもならないよなぁ。
たとえ、自分の恋愛運がその日一日ずっと最高でも、
一人では恋愛なんて、できないじゃないか!
かといって、その日、恋愛運のよかった相手だけを選んで
恋愛できるわけでもないしさ・・・・・・。
そんなの、もう恋愛ですらないぞ、うっ、うっ、う。
で、なんだか色々と考えていたら、うーん、
やっぱり、すべて信じたりしないで、時々いいように、
こっちから利用するくらいのほうが、
いいような気がしてきたのだった。
やっぱり、自分の目で見たものだけを信用していくべきなんだよ、と
思ったのだけど、
この考え方も、すべてにおいて通用するわけじゃない
というのが、難しいところだ。
自分の目で見たけれど、どうしても信じられないこと、
というのも、この世の中にはあるもんなあ。
ということで、明日は、私が自分の目で見たにも関わらず、
いまだ信じられずにいる、小学生のときの話、
それは、空に浮かぶ、不思議な飛行物体。
そう、あれのことだ。