働くとは。

生活をしていくために人は働くのですが
ただ生活のためだけに働くことは味気なく感じる。
少しでも自分が得意でこの仕事になら力を尽くせると
思えるような仕事をしていきたいと思う。

今まで、自分のやりたいと思う仕事を
思うがままにやってきた。
何度も壁にぶつかって仕事も転々としてきた。
なかなか現実はそううまくは進まないものだ。

最近「働くとは何か」を改めて考えてみた。
生活費を稼ぐのは大前提ではあるが、
人に必要とされ、人の為に働くことが最も重要なことであると思う。

今の仕事は給料が少なく
また転職しようかと迷った。
でも、それとなく直属の上司に相談してみた。
腹を割って話す私に
思った以上の反応を示した。
上司は私にいてほしいと。抜けられたら困ると。
力をかってくれていたんだと初めて感じた。

なんだか分からないが、
今まで自分のために働いてきたのだが
上司のためにそして私を雇ってくれた会社のために
力をつくして働いていきたいと思った。
仕事は人のために働くものだと痛感した。

同僚の中に、ひたすら会社や同僚の不平・不満ばかり
口にして、もうこんな会社にはいられないといって
辞めていく人もいる。
もう少し、周りの人のことも考え
自分の主観で物事を考えるだけではなく
その会社のために自分がなにができるのか
もっと考えていくべきではないかと思う。

自分の主観が正しいと思っていないが
強引に自分はこうだと思って進んでいる人を
みているとなんだか残念だと思う。

人の為に働くことができてこそ
やがて信用につながり、そして自信となっていく。
社会人になって１５年。
なんだか働くことの意味を改めて知らされた感じがする。