ドキュメンタリー映画 「キング・コーン」 | sweet dairy diary

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酪農一家が営むカフェ「美花夢」の日々を綴ります


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あなたは何を食べていますか?これはあなたをつくっている食べ物のお話


story


イアンとカーとは、大学に在籍していた親友同士。

これから社会人になるにあたり「自分たちが普段何気なく口にしている食べ物についてもっと知っておきたい」と無謀にも農業を始める。


早速アメリカで最も生産量の多い「とうもろこし」と育てるため、国内最大の生産地であるアイオワ州の農家に移り住み、1エーカー(4047㎡)の土地を借りて農作業に取り掛かる二人。


近所の農夫に手伝ってもらい、遺伝子組み換えされた種子や強力な除草剤を使うことによって、農業初心者ながら驚くほど簡単にトウモロコシを植え育てていく…。

こうして作られたコーンはどこへ出荷され、どのように消費されるのだろう?


実体験によって、アメリカ的現代農業を目の当たりにしたさらに収穫されたトウモロコシの行方を追ってアイオワを離れて旅に出るが…。

はたしてその旅の果てに見た、私たちの普段何気なく口にしている食べ物の正体とは?


キングコーンHPはこちら から


映画でとりあげられているコーンは普段私たちが口にするスウィートコーンとは異なるコーンです。

もともとコーンは南米では主食となるほど栄養に優れた食べ物でしたが、より簡単に大量生産しようとした試みから、農薬漬けでタンパク質だけの単純なものに変えられてしまったという点が一つの問題点になっています。


安く簡単に作ろうとするともともとあった美味しさと栄養はなくなり、複雑な美味しさもなくなってしまいます。

ですから、食べ物を自分で選択するということはとても大切だとおもいます。


食べものは、物ではなく命あるもの、命をつなぐもの