故郷について考えるきっかけがあったので、
今日は故郷をテーマに日記を書きたいと思う。
私の生まれは東京で、完全な江戸っ子だ。
少し出れば渋谷もすぐ、横浜もすぐ。
人は沢山いるし、物も溢れてる。
東京が地元でない人からしたら、
ここはすごく異質な場所かもしれない。
みんなは東京をどんな風に見ているのだろう。
私にとって当たり前だったこの場所と、
改めて向き合ってみる。
東京はネットの世界をそのまま3次元にしたように
情報や物や人が溢れている。
私の目は盲目になりかけていたかもしれない。
胸をときめかすものでもないのに、買った服がある。
眠っている物や情報。
いつだって手に届く環境に甘えていた。
先日沖縄で行ったカフェ。
アルバイト募集の張り紙、時給は650円。
私が働いていたアルバイトの約半分の時給だ。
果たして私は、
倍の時給をもらうほどの仕事をしていただろうか。
当たり前になっていくことは恐ろしい。
ふてぶてしく怠惰な環境に、
綺麗な海や緑が消えていく理由もよく分かる。
もちろん東京を否定したいわけではない。
ここまで進化をとげてくれた東京、
それを作り上げてくれた先人達に深く感謝したい。
否定すべきはこの故郷に感謝をできない心。
当たり前に寝そべった心。
4年以内に首都直下型地震が70%と発表された今、
どうなるか分からない未来。
故郷を想う。