11月4日の朝、
フジテレビの『とくダネ!』を見ました。
その中で現代の精神医療に対する特集がありました。
今回の特集では、
医者が薬を大量に出しすぎていることが
問題として取り上げられていました。
特集の中で出てきた患者さんは、
頭痛がするのが神経性だと言われ10年以上、
何種類もの薬を飲んできたそうです。
手は震え、舌がもつれてろれつが回っていない状態。
「医者の言うことは絶対」と信じた結果、
10年も20年も苦しんだ事実。
番組の中では医者から処方された薬を一度で大量に飲み、
死んでしまった患者さんもいました。
現在の精神医療では、
まだ”死”というものを引き起こしてしまうのが現実です。
そういう死が無くなっていく世の中にしたいです。
現在何種類もの薬を処方されていて
何年経っても良くなっていない方は
セカンドオピニオンをお勧めします。
テレビでも言っていましたが
「良い医者」とは
5分や10分の診療で大量の薬を処方するのではなく
患者の話をよく聞いて、治療の目標を立て
薬は単発(1種類)で行う医者。
認知行動療法などを取り入れている医者。
少しでも違いを感じた方は、
セカンドオピニオンを考えてみてはどうでしょうか。
そして番組では
患者側の「見極める目」も必要だと言っていました。
私もその通りだと思います。
医者だけではなく、
患者にも正しい判断が必要になっています。
そしてそれはご家族の協力も必要です。
自分一人で抱えるのではなく、
周りの人と正しい判断をしながら、
本当にいい治療をしていくことが、
病気と向き合うということではないでしょうか。
去年私の友人が癌になりました。
そんな時、
家族や友達は一緒になって知識を入れたんです。
医者に任せ切りなだけではないです。
みんなが最前を尽くすんです。
病気って誰が悪いわけでもありませんよ。
でも、みんなで協力しなきゃ治らないんですよ。
だから、もし今、自分だけで抱えようとしてる人がいたら
その荷物を少し降ろしてください。
もし今、周りに一人で抱え込んでいる人がいたら、
少しでも荷物を持ってあげてください。
それってお互いさまですから。
私も沢山の人に支えられていました。
次ぎは私が少しでもその荷物を持ちます。
今まで自分の荷物で一杯だったこと、ごめんね。
そして最後に、
番組で事実を伝えてくれたこと、
その事実を伝えようとしてくれた患者さん、
そのご家族の方に深く感謝します。