有斐閣の六法全書あるじゃないですか。
2分冊で11200円くらいするやつ。

あれ、今年の(平成22年度版)から色が変わったんですよね。
ゴージャスな感じのライトブラウンからライトグレーへ。


・・模範六法と同色じゃん/(^o^)\ (※模範六法愛用中)


前の色、好きだったのになぁ。

たぶん新司法試験には直接必要じゃないですよね。
でもたまに必要だったりもするんですよ?
行政法とかで・・水道法とかさ・・(弱気

というわけで、型落ちの21年度版でも中古で安く買ってしまおうか、とか考えてみたり。

でも先日、刑法と刑訴の改正があったじゃないですか。時効辺りの。

たぶん六法全書って自分で買ったら、しばらく買い変えないと思うんですよ。
(もちろん普段使う六法は毎年変えますけど。)
だとすると、名前にもなってる六法のうち、二法が改正前の条文が載ってるのって、気分的に良くないですよね。

でもそこが改正される23年度版は新品だから高いだろうし、でもって色が灰色だし・・





という、くだらない葛藤遊び。

ローにいるうちは図書館で見れるから、卒業してから考えようっと。
法科大学院では、司法修習の前期相当を兼ねるということで、プロセス教育の名の下に要件事実や事実認定についても学ぶことになっていますね。
新司法試験の受験対策としては直結しないものの、法律の勉強が深まるし、いわゆるリーガルマインドの育成にも役に立つような気がします。

個人的にも、実務に沿った勉強をするのはとても楽しいです。

ところで、事実認定(特に刑事裁判)の勉強ツールを考えてみると、要件事実と違ってそう多くないことに気付きます。(下級審判決の事実認定部分がとても役に立つのですが、ここではあえて書籍類に限るという前提でお願いします。)
たしかに主要8科目を差し置いてどれだけ時間を割くか、と考えれば、そんなに使える時間が多いわけでは無いと思いますけれど・・。

その中でも、私は「石井一正『刑事事実認定入門』(判例タイムズ社)」をメインに使用しています。
厚さ1cm程度のものですが、刑事弁護に強いと言われている担当教官や、『刑事事実認定重要判決 50選上・下』の著者としても有名な小林充先生も、新司対策としては石井先生の本で十分だと仰られるほどに素晴らしい本らしいです。
薄いので何度も回せるし、必要十分と言われると安心して手を広げずに繰り返せるので心強いですよね。

とはいえ、本マニアな私としては辞書的に色々な書物に手を出してしまうわけですが、上記『50選上下』や、「平野・松尾『新実例刑事訴訟法ⅠⅡⅢ』(青林書院)」が気になってしまう今日この頃。
よく、受かってから読め、と言われてしまいます。

そんな中、「木谷明『刑事事実認定の基本問題』(成文堂)」という本が大変素晴らしいということを耳に挟みました。
木谷明先生は元裁判官であり、特に刑事事件において綿密な事実認定や無罪判決の多さに定評のある方らしいです。最近はテレビでもちらほら見かけたりすることがありますね。

というわけで上記の本を求め彷徨っていたところ、在庫切れで多少のプレミアが付いているような本だということが分かりました。仕方なくネットで探そうと思いフラフラしていたら、なんと成文堂のネット書店に損傷本に限り在庫僅少で残っていたので、迷わずに注文しました。

ところが、成文堂から帰ってきた返事を要約すると、以下の通り。



  ご注文ありがとうございます。木谷明『刑事事実認定の基本問題』は、今月末に改訂されます。
  それでもよければ現行の物を発送しますが、キャンセルしますか?



・・感動した!(古)

客のことを真剣に考えてくれているのだなぁ、というスタンスがしっかりと伝わってきました。
たぶん、どこぞのネットショップだったら改訂情報に関わらず(というか知らないかも?)発送されていたことでしょう。
成文堂といえば、近江幸治の民法講義、上口裕の刑事訴訟法、シケタイシリーズ等でお世話になっているので、もし合格することができたとしたら、そのうちの何割かは成文堂のおかげ、ということになるかもしれません。

それと、木谷先生の本が改訂されることも地味に嬉しいですね。はい、もちろんキャンセルさせて頂きました。
改訂版を楽しみにしていますよ!(発売延期は勘弁して下さいな。)



そういえば、木谷先生といえば以下の本も実務家の方々からは非常にお勧めだそうです。

『刑事裁判の心』、『事実認定の適正化』、「刑事事実認定の理想と現実』(法律文化社)

こちらはさすがに読む時間が無さそうなので、受験が終わってから読むことにします。
他にも我妻講義や団藤・平野刑法など、合格後に読みたい本がたくさんあるのですが、またストックが増えてしまいましたね。



季節柄、今年度の新司法試験についても少しだけ触れておきます。

風のうわさでは、従来の新司とは毛色が違った問題のオンパレードだったと聞きます。
過去問を分析し、必要だと思ったことしかせず、しかもその作業ですら合理的にしかしないような、いわゆる旧司タイプな方々にとってはとても痛手だったでしょう。

私的には「しっかりと法律学を勉強し、その成果を試験で発揮する」ことが好ましいと思っているので、試験の傾向と対策に重点を置いて合格点を取ってしまうやり方では対抗できない問題が出されたことに、とても好感を抱きました。

常日頃から、憲法は統治、民法は家族法、刑法は放火や過失、商法は手形とか論文で出れば良いのに、とか不埒な思いを馳せていたのは内緒です。
司法試験の受験生なら誰でも知ってると思います。
予備校の辰巳。

通ったことは無いのですが、書籍の面では大変お世話になっております。
リスト化するとこんな感じ。

・H21年度版 短答過去問パーフェクト(1~7)
・H20年度版 肢別本(1~7)
・趣旨・規範ハンドブック(1~3)
・論文論点ハンドブック
・刑事事実認定特訓講座、続・刑事事実認定特訓講座
・過去問解説講義 決定版LIVE貞友民法
・過去問解説講義 憲法(棟居)
・えんしゅう本 倒産法
・論文対策 長文オリジナル問題 えんしゅう本

世間では未だに予備校批判がなされていますが、「ツールの誤った使い方を促進させる弊害」を生じさせる根源としての批判ならまだしも、「ツール自体の批判」を叫ばれる方々には、もう少しご思慮願いたいですね。



ところで、上記パーフェクト本に附属しているアンケートで、上3法の旧司択一名作セレクト問題集(でしたっけ?)が貰えるということで、送ったんですよ。
書籍を買うとそれぞれにハガキが1枚ずつ付いてるので、計7枚。

そこで、切手代を節約するために(セコいですね)1枚の封筒にハガキを7枚同封して送りました。
その点はまだ善処して頂いたみたいです。先日、問題集を送付して頂けたので。

しかしながら、中に入っていた問題集は憲法1冊のみでした。

なぜならば、アンケートの内容がすべて同じになるので、パーフェクト1(憲法)のアンケートのみに必須事項を記載し、残りのアンケートについてはすべて白紙のまま同封したからだと思います。
この点を善処してもらえず、アンケートを記載した1枚のハガキのみ、対象とされたのでしょうね。
アンケートハガキが入っていることから、少なくとも対象書籍を購入したことが推測できるし、同一人物からの送付物ということで内容がすべて重なる点も推測できる(本の使用感想とかは無く、同一にしかならないアンケート内容だったと思います)と思ったのですが、横着しすぎのようでした。
反省。

次からはきちんとアンケートを書きたいと思います。