おそらく自分は無能の中の無能である。
というか今まで人生選択に間違え続けた天才である。

そのくせに一人になることを怖がった。友達はいないわけではない。でも、本当の自分を話したことがある人は、一人もいない。

過去を脚色して生きてエピソードを捏造することで、僅かに友情を繋ぎ止めている。これを友情と呼んで良いのかはたまたわからない。

だけど、本当の自分がバレて友好関係が破綻するなら
虚像の自分を話して、その上で仮初めでも良いから友好関係を築く方を選んでしまった。

これまで幾度となく本当の自分の経歴を話して、ボロクソに言われた過去を背負っている。友好関係が消滅した過去も沢山持っている。その一つ一つを話すのは大変疲れる。

だから、僕は誰に対しても本当の自分の経歴は話さないことに決めた。そうやって今も生きている。

悲しいし辛いが、独りにはなりたくない。どこまでもプライドは高い。