どーも ジェイです。


このところ、各地で降雪のニュースが多いですが、いかがお過ごしでしょうか。


ふだんあまり降らない都市部だと、ちょっと雪が降っただけで大打撃です。


電車やバスが止まったりすると…子どものころのワクワク感が甦ったりしますが。




夏目漱石の「坊ちゃん」は、もちろん子どものころに読んでいます。


読みやすい、面白い…という平凡な感想を持っていました。


再読したのは、以前、西日本方面に赴任して、休みの日に道後温泉へ足を伸ばしたときです。


このブログを始めるより何年も前です。道後温泉に行くのはそのときが初めてでした。




単純な人間なので、温泉にはいると「坊ちゃん」を読み直したくなりました。


それは、まぁ、温泉街の雰囲気に感化されている程度のことなんですけど。



で、久しぶりに本を手にとって読んでみると…


「あ、これ、自分の仕事と一緒じゃん…」




それまで気付かなかったんですが、あちらは、教師の仕事に就いている主人公ですけど、新しい職場に赴任するくだりなんか、もう、わたしの場合とまったく同じです。


今でも、最初は名前を覚えられなくて、あだ名をつけています。


あとね、その仕事に就くときのなんとも不安定な感じ、今後の見通しのなさ…そういったところもそっくりです。


向こうは、明治の話ですがね…大正、昭和を越えて、平成の世でも同じなんですね…




転勤がある仕事に就いている人には、特におすすめです。


いまさら…って気もしますが、イイ話です。


いろんな壁を越えてモノを考えるのによろしいですよ~