なんとなく平成20年の仕事に入りました。


仕事がドッと詰まってて、まるでなにかの記録に挑戦するかのようです。


年末年始の休みがあったからでしょうか。



そういえば、去年もこのころそんなことを考えてました。きっとその前の年もそう思ったに違いない。


※  ※  ※  ※




クリスマスや年末年始を鑑別所で過ごした少年の審判は、だいたい1月にやります。



学校の先生が審判の期日に来ることがある…と書きましたが、たいがい、来るのは中学校の先生でした。


高校の先生は、あまり来なかったですね。

中には来た学校もあったかと思いますが。



中学でも、校長をはじめ、ぞろぞろ先生方が来る学校があれば、担任だけが来る学校もありましたし、中には生活指導担当(あるいは家裁担当??)の先生だけが来る学校もありました。


来ない学校も、ありました。


この時期は、裁判所に限らず、中学校でも3学期で忙しいでしょうから、そういう事情で行きたくても行けない先生もいらっしゃるでしょう。




とにかく、生徒が非行事件を起こしたときの学校の対応は、公立、私立を問わず様々です。




それで、わたしの場合は、学校の先生が来れば、審判に入ってもらうことが多かった…と前に書きましたが、入ってもらった先生のありようも、様々でした。


裁判官によっては、在席を許可した先生には審判をみてもらうだけで、発言は認めない…という人もいます。


わたしは、入ってもらう以上は、話もしてもらわないと意味がないと思っていたので、先生に発言を求めていたんです。



ところがね…

全然しゃべれない先生がいるんだなぁ…




「えっとそれはですね…本人によく反省してもらって」



なんてしどろもどろ…まるで人ごとな気分まるだしです。



あのねぇ

そんな当ったり前なこと言ってほしくて在廷を許可してるんじゃないんですよ~







そうなる原因はいくつかあります…




まず、審判でどんなことをするのか、先生がわからないまま、家裁に来てしまった場合


これは、まぁ仕方ない…非公開ですからね、一般の人はわかってないから。




困ったなと思うのは、


学校は学校で、こちらの意図とは違う意図をもって、家裁に来ている場合です。



どんな意図??