10月になりました。
早いもので、今年もあと3か月なのか…
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「もしもしジェイです」
「もしもし…あのう…□□家裁の調査官のヒヨコですが…」
「おお~!!!」
「お忙しいところ電話してすいません」
「元気ですか?」
「まぁなんとか」
「なんかなつかしい」
「ジェイさんもお元気そうで…あのですね10月になったんですけど」
「はい?」
「突然ですが、少年の委託先で女の子を預かってくれる○○で12月にクリスマス会があります」
「は…」
「来ませんか?」
「え……っと」
「お忙しいですか?」
「う~んん~」
「わたしも行くんです」
「だって…今は××の支部にいるんですよ…」
「○○のクリスマス会は土曜なんです だから仕事を休むことないですよ~」
「 … 」
「やっぱり…」
「え?」
「異動して、ここの少年をやらなくなって、もうここの少年のことなんか忘れたんですね?」
「い、いや…」
「れーかちゃんのことも、もう、どうでもいいんだ…ジェイさん異動したんだから…」
「なっ…!?」
「行きませんか? れーかちゃんががんばってますよ れーかちゃんをお願いした施設だったの覚えてますよね」
「…もちろん」
「行きましょーよー」
「マジっすか…?」
「行きましょーよー」
「……わ、わかりました…」