ジェイです。
付添人弁護士のテーマで何回か続き物の話をしている途中でした。
この話はまだ続きがあります。
またつらつら書こうと思ってますが、
たぶん少年事件について不勉強だっただろうA弁護士の話を書いてて、つい自分のことを考えてみました。
わたし、修習生時代、不勉強だったんですよねぇ~。
今でこそ、こんなブログ書いてますが…少年法の勉強なんて、ほんと、やったことなかったんですよ。
知り合いの弁護士さん…これ、偶然ですが、いまの続き物で登場したB弁護士のことなんですけど…に、そうボヤいたことがあるんです。
「でも、刑事が得意だったんでしょ?」
とB弁護士は言いました。
いや…
自慢じゃありませんが…
刑訴さえ、ちゃんと勉強したことなかったです。
学生時代は、民事訴訟のゼミにいたんです。
かなり入れ込んでました。
今でも、学部レベルでよければ、わたしが世話になった担当教授の民事訴訟の授業を1年分再現することができます。
訴訟物理論について、旧訴訟物理論から新訴訟物理論、さらに新実体法説までの違いをテキストなしで講義できます。
司法試験は、民訴・破産を選択しました。
いや~トシがばれますが、両訴選択の世代じゃないんです。
刑訴、バカにしてました。
すいません。
刑訴選択の受験生仲間に向かって、
「お前ら、どうせ強制採尿とか言ってしょんべんの話やっときゃ受かるんだろ? ラクでいいよな」
なんて暴言を吐いてました。
それがまさかね…少年審判やる羽目になるとは…
やってみりゃ、なんとかなるもんなんだ。
目の前の仕事にがっちり取り組むか、お茶を濁すか…そこで逃げなけりゃ実務はなんとかなります。
「刑事の鬼かと…思ってました」
B弁護士に言われた言葉を思い出すと、なんかもうタマシイを売った気分になるんですが…
苦手なんです。とにかく。
「不同意」って聞くだけで気が滅入ります(笑)。
刑事は、和解がなくて、全件判決ですよ!(笑)
わたしは、中でも少年が苦手なんです。
ま、一応、自分のブログなんで、そういう本音を言わせてもらいつつ、次号に続くです。