ちょっと前から金魚の飼育にトライしています。
かなり失敗を重ねました。
個人的には相当本腰を入れているのですが、いまいちです。
今のところ、小さいコメットさん2匹がなんとか順調に育っているんですが…心配です。
最初は4匹だったのです。
水の管理はできていると思うのですが…残る2匹も不慮の運命を辿るとなると…
さすがに途方に暮れてしまいます… (w_-;
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さて、先日いただいたコメントの中にこういった指摘がありました。
あと,よく「学校のせいで」「友だちのせいで」子どもが悪くなった,という親御さんも多いですが(他罰的な親?),調査結果や鑑別結果,少年の言い分を聞いてると,それはどれもきっかけに過ぎないと思いますね。そういう状況にある子がみんな非行に走るわけではないわけで(割合は高くなるかも知れないのですが),そういう困難はいずれは降りかかる,そう言うモノを乗り越えるだけの力を「家族」が持ってなかったと言うことに,気付いて欲しいといつも思うんですよね。
これは、よく来訪してもらっているhizさんのコメントからの抜粋です。
hizさん、無断でコメントを使用してごめんなさい(最近hizさんブログを開設してませんか?)。
このとおりだと思います。
素晴らしい指摘です。
わたしは、今後の再非行を防いでもらうには、非行の原因を理解してもらって、それに対する対策を講じてもらうのが効果的だろう…少年院に入って矯正教育を受けるにも、自分の非行化の原因を考える糸口を与えてから受けさせる方が効果的だろう…という考えから、身柄事件の審判では、子どもの非行化の原因を少年本人にも親御さんにも考えてもらっていました。
かなりの割合の親御さんは、審判で、子どもの非行化の原因を「中学に上がって友達が変わったせい」「中学に上がって先輩との付き合いができたせい」「学校が変わったせい」などと説明します。
これは、単なるきっかけの説明です。非行化の原因の説明としては、ちょっと正確を欠くと思います。
なぜなら、中学に上がって友達が変わったり先輩との付き合いができるような事情は、いってみればあらゆる少年が経験する事情だからです。
みんなが同じような事情を経験していながら、そこから、繰り返し家裁に呼ばれてしまう少年と、そうでない少年とにわかれてしまうのは、なぜなんでしょうか?
それが、取り除かなければならない「原因」なのではないでしょうか?
ここで、hizさんのコメントの言葉を借りれば、「そう言うモノを乗り越えるだけの力を『家族』が持ってなかったと言うこと」がクローズアップされるべきです。
「学校が変わって、少年の環境も変わる」という事情は、あらゆる少年に共通の条件だとすると、これをもって非行の原因と断定することは難しい。
しかし、家庭事情は少年ごとに千差万別なのです。
例えば、小学生だった少年が中学に進学して異文化に触れる(=友達が変わる、先輩と付き合う etc)
↓
その異文化には、いわゆる不良文化が混じっている
↓
?
ここの?で、「その少年が不良文化を排斥する」とくれば、素晴らしい。
それに越したことはないです。これは、その少年がそういう価値観を備え持っていることが必要です。
しかし、まだ子どもの話ですから、そんな立派な価値観を身につけているとは限らない。
ここの?で「不良文化の取り込みが始まる」となってしまうのが問題です。
これは、その少年が、不良文化を排斥するだけの価値観をまだ持ち合わせていないことを意味します。
その点は、まずは家庭で対処することだと思います。
その子どもにどんな価値観がどこまで育っているかなんてこと、他人にはわかりっこないです。
学校や世の中のせいにするにしても無理があります。
本当は、こういった話はもっとゆっくり進めたいところですが、また延ばし延ばしの記事だとマンネリになるので
…ちょっと強引ですがやっぱり前回予告したとおり、
少年に対して家庭環境の影響力は大きい
ということになるのではないでしょうか。
これも最近いただいたコメントでした。
親や環境に恵まれない逆境の中にあっても太くたくましく育つ子もいます。何が違うのだろう?どこで道が岐れるのだろう?不思議に思うことがあります。
kikiさんからいただきました。
実は、たぶん偶然なんですけど、わたしもそっくりのことを考えました。
この別れ道はなんでしょうね?
不思議です。
あくまで例として、先日、離婚して人生をリセットした気になっている親とその子どもの話を書きましたが、実際には、離婚家庭の子どもで、別に非行事件を起こすこともなく平穏に生活している人もたくさん居ます。
だから、離婚イコール子どもの非行という図式は、ちょっと極端です。
じゃあ、なにが…?
家庭環境が大きく子どもに影響すると言いながら、じゃあ、なにが影響しているんでしょう?
ええと、一気に書きくだしているので、構成もなにもないまま、また記事が長くなってますが…
要するに、親たちは、そういう混迷の中を生きていて、そういう中で非行に走る少年は非行に走る、だいじょうぶな少年は非行に走らない…親はなにもできない…そういうこと!?
そ、それじゃあ…ほんとうに途方に暮れちゃうね… 。(´д`lll)
いや~
一時期、本気でそう思ってました。
もう、審判で親にかける言葉もない…
少年事件って…
子育てって…
難し過ぎる!!!
そんなある日、とある若手裁判官(…若手でもないか)が、飲み会の席でヘンなことを言いました。
(つづく)