どうも、スミーです。
今年もこの時期がやってきました。毎年恒例、**「今年の漢字」**の発表。今年はなんと――

『金』!

いや、またかよ!
「金」って、もう5回目ですよ。1995年から始まったこの「今年の漢字」、そろそろ「金」をレギュラー枠から外してもいいんじゃない? なんかもう、「今年の漢字」じゃなくて「毎年の漢字」になってませんか?

「金」にまつわる今年の出来事

とはいえ、今年も世の中、金まみれでしたね。
「金」と聞いて、皆さんは何を思い浮かべますか?

  1. パリ五輪・パラリンピックの金メダル
    来年のパリ五輪に向けて、スポーツ界は熱気ムンムン。日本選手の金メダルラッシュが期待されています。そういえば、大谷翔平選手の「金」の輝きも忘れられない。

  2. 政治の「裏金」問題
    なんだかもう、毎年恒例のように出てくる「政治とカネ」の話。裏金問題が発覚するたびに、「またかよ…」とため息が出る。政治家のポケットからは出し入れ自由、俺の財布は一方通行。

  3. 金目当ての闇バイト
    闇バイト、特殊詐欺、強盗事件――今年も金に目がくらんで人生を踏み外す人が続出。「楽して稼ぎたい」って気持ちはわからんでもないが、結局は痛い目見るだけなのよ…。

 

「金」は光と闇の二面性

こうして見ると、「金」には光と闇、両方の顔があるんですよね。

  • 光の「金」
    スポーツ選手が努力の末に勝ち取った金メダル。これはまさに栄光の「金」。見ていて清々しいし、応援する側も元気をもらえる。

  • 闇の「金」
    裏金、汚職、詐欺。こっちはもうドロドロですよ。「金」という文字が、途端にギラついた欲望に見えてくる。

「金」という漢字には、こんなにも両極端な意味が込められている。
だからこそ、今年の漢字に選ばれるのも納得…って、いやいや! 5回目はやりすぎだろ!

 

過去の「金」振り返り大会

ここで歴代の「金」が選ばれた年を見てみましょう。

  1. 2000年:シドニー五輪で金メダルラッシュ。新五百円硬貨・二千円札も登場。
  2. 2012年:ロンドン五輪。さらに932年ぶりの金環日食。ロマンがあるねぇ。
  3. 2016年:リオデジャネイロ五輪。そして、やっぱり政治とカネの問題。
  4. 2021年:東京五輪で日本選手が大活躍。大谷翔平がMVP受賞。

こうして振り返ると、スポーツ界が輝くたびに「金」が選ばれてる感じがしますね。でも、その一方で必ずと言っていいほど、政治とカネの問題がチラつく。

これ、なんなんでしょうね?
スポーツ選手の「金」と政治家の「金」って、なんでこんなに違うんだろう。

 

清水寺で「金」を書く重圧

今年も京都・清水寺で、森清範貫主が巨大な筆で「金」を揮毫しました。
縦150センチ、横130センチの和紙に、広島県熊野産の筆で力強く書く姿――その瞬間だけは「金」の重みがズシンと伝わってくる。

でも毎年、「金」って書くたびに貫主も思うんじゃないかな。

「また『金』か…今年も書いちゃったよ…」って。

 

そろそろ違う漢字にしない?

正直、来年はもう「金」じゃなくていいと思うんですよ。
例えば、俺が提案する来年の漢字はこんなの。

  • 「福」:もう少し、世の中に福を! 俺の財布にも福を!
  • 「穏」:穏やかな日常、そろそろ欲しい。
  • 「楽」:楽しいこと、笑えること、増えてほしい。

毎年「金、金、金!」じゃ、心が荒んでしまう。
清水寺の筆も、そろそろ違う文字を書きたがってるはず。

 

結局、金欠スミーの嘆き

「金」が今年の漢字に選ばれるたびに、俺は自分の財布を覗くんです。

「おーい、金さん、どこ行った?」

でも、そこにいるのはレシートと小銭だけ。
「今年の漢字」が「金」なら、俺の財布の漢字は「空」だよ!

 

今年もいろんな「金」に振り回されました。
来年こそは、いい意味での「金」が増えますように。金メダル、宝くじ、給料アップ――なんでもいいから、俺にも金を!

以上、金欠スミーの今年の総まとめでした。