某月某日 都内某所 三日間トーナメントの巻 その2 | 東京ペログリ日記 モーホー版 ver.2

某月某日 都内某所 三日間トーナメントの巻 その2

2日目:馴染みの大久保龍。最近貧乏なのでジム割で入場、「こんなカラダでジム割なんぞおこがましい」と自らに課していた禁を解く。武士は食わねど高楊枝と行きたいところだが背に腹は代えられぬ。馴染みと言うくせにここ久しく来ていなかったので試合会場の確認からスタート。シャワー新設するくらいだから儲かってんだなあ。さて。早速若いそこそこの兄ちゃんから試合の申し込みがあったので応じる。サクッとサービスを決めてきて幸先のいいスタートと思いきやコイツがよくしゃべる。ブランコでラリーの最中「すげえ気持ちいいマンコ」くらいなら許すが劇団の子役のような口調「おっ、マジたまんねえ」とか「コイツのケツすげえいいよ、掘ってみろよ」とギャラリーに誰彼構わず言うからいい加減うるさい。小生の持論である「言葉責めはバカには無理」を地でいく相手に小生萎える。選手交代でもっとまともな遊び慣れた風貌の殿方に代わってようやく試合がスムーズに暹かと思うもここでも「コイツのマンコすげえだろ?」「オラ、オレのをしゃぶれよ」とか、脳内HDDに格納された小説をそのまま音声読み上げソフトのように再生するのはマジで勘弁して欲しい。いいかげんウザくなって適当にブランコを降りて逃げようとするも兄ちゃんひょいとブランコに乗り「じゃあオレ掘ってよ」とか言ってくるので「オレ受けだから掘れないよ」「じゃあラッシュ貸して」まあ一宿一飯の恩義はないが袖振り合うも多生の縁かと貸してやったらティッシュにドボドボ注いで自分の口の中に入れる。「この野郎ふざけんな!」と心中激怒するも小生の社交の精神が許さないので我慢する。おまけに先ほどの殿方がサービスを決めようとすると「ギブギブ、マジでデカイ、やめてやめて」とかヌルいことをぬかす。確かに小さくはないけどあれくらいを手堅くレシーブできないようなヤツはトーナメントに参加する以前に自らの分をわきまえろボケ「言葉責めが下手なヤツは試合も二流」の第二公理もあっさり証明されたのでそそくさと別のコートに避難、殿方も追いかけてきて再試合開始なるもバカがついてきて眼前に座り「オラしゃぶれよ」殿方には非常に申し訳ないがもうこのバカの相手はしていられないのでまたも避難。しばし後かわいい兄ちゃんから試合のオファーを受けたので個室でスタート。勝負はつかなかったが普通に佳き試合。出てくるとあのダメ野郎が「あいつカワイイよな、26だってよ」といちいち口を挟む。シカトして「コイツとやれなかったら今日は帰ろう」と短髪南方系超ナイスボデー兄ちゃんに手を出してみるとあっさりご快諾、コートに入るときにまたダメ野郎が「おう、がんばって行ってこいよ」とかなんとか言うわけで、まあなんというかエロ小説の功罪に思いをつい馳せてしまう。試合は非常に順調でしゃがみ込んでのボレー後ろからの激しいラリー後ろにクビをひねってエクソシスト張りのチウを交えながら背後よりスマッシュを喰らい試合終了。小生はナイスショットを決められなかったものの充実したゲームに。この後はろくなのが残っていなかったのでサッサと退場。