いわゆるメディア…Webの動画投稿とかも含め
その内容をみていてしみじみ思うのは、
やれ、日本ていう国はダメだの
日本人は絶滅するだの、
こういう食べ物は発がん性が高いだの、
古典的なところでは
二酸化炭素排出で大都市が沈むだの、
いろんな「負の内容」が多いのね。
枚挙に暇がないっていう表現でいいかな。
共通してるのはそれぞれ全て
「見た人・聞いた人の不安を煽る」
内容になっている事。
それも有識者たる御方が、
わりとセンセーションな題名つけてね。
あれは閲覧者増やしの常套手段だから
仕方ないのかも知れない、とは思っているけど。
別に、あたしにしたって、
この人間の世の中が、これからも安泰で
社会(人間)とか環境(自然)とかがうまい具合に行って
みんなみんな幸せになっていく…
なんては、思っていないけれど
不安、煽り過ぎじゃね？と。
その影響やらは、煽られる側の受け取り方、
その度合いにもよるとは思うけれど、
コロナ禍とやらを例に挙げるまでもなく
なんでそんなに「不安を煽る」のかなって。
よくよく考えて、
その結果をあたしが分かる狭い範囲でみていると、
即ちこれ「お金」なのかなって。
人は不安になるとお金を使う。
疑いを持つと、お金を使う。
コロナ禍を騒げば
マスクが売れる。ワクチンはノー試験でバンバン売れる。
アルコールもめっちゃ売れる(笑)
図に乗って、メディアはいい加減な情報でその不安をカチ上げる。
病気（癌でも何でも）に関して危機を言えば
保険の加入者が増え保険屋が儲かり、
医療では健診系も需要が増え、医療が潤う。
食の危機を言い出せば、
高い調味料やら、食料品が売れる。
飲食店も単価の高い店の需要が上がる。
自国存亡の危機を言い出せば
日本から逃げようとする人が一定数発生、関連する業種にお金は流れる。
引越しとかの運送業。不動産業に少なからずお金が流れる。
軽自動車を「走る棺桶」呼ばわりすれば
普通車にリプレイスする人も増え、車業界も潤う。
環境を言えば
エコ製品が売れる…どこが「エコ」なのか分からんモノも
かなりの数存在するけど、その謳い文句だけでお金を払う。
電気自動車なんてどこがエコなん？
先々どうするのさ…と、これは余談ですが。
提示される不安要素について、
その真偽を考えるアタマってのが、
殆どの場合欠落していて
「テレビでいってたから本当」
「新聞に書いてあったから本当」
「Youtubeで○○さんが言ってたから本当」
「政治家の××さんが言ってたから本当」
てな具合にビリーブして生まれた不安を、
解消する為にはとにかく「お金」と。
特定の単一意志に乗っ取って起こってるワケじゃない、とは思うのだけど、
なんかね、諸々のメディア見てて、その不安を持たせるやり方に作為的なモノを感じる。
これは、あたしがバカだからですかね。
で、その不安を煽ってる当人たちの態度も、また怪しい。
「お前らの船、沈むよ。なんとかしないとヤバイんじゃないの？」
大体がまあ、他人事みたいに言ってる。
「いや違うだろ、お前らも呑気に言ってられないだろ？」
…と、あたしは思ってて。
あいつらみんな、自分達はもう「安全地帯」に居て、
見下した目線で不安喚起しまくる「嫌な奴ら」でしかなくって。
実際に何かの危機とかなんでもそうだけど、
助かるとすれば一部の人達なんだろうから、
不安煽る連中は、その危険性に早くから気付いて、
自分たちはまず助かる、ていうポジション確保している。
だからこそ、皆さんに「危機」を言える訳です。
とまあ、くだらない戯言をここまで書いて、
最終的に、何をお伝えしたいのかというと、
自分が実際に感じた、経験した以外の情報っていうのは、
必ず誰かの「手垢が付いている」という事。
また「非常に短い賞味期限がある」という事。
「○○を信じてたのに全然ちがうじゃねぇか…」
なんて、普通にある事で。
だから、入って来た情報に従って自身の行動を決めるならば
その「情報」をただ、盲目的に信じるのではなく
「情報を信じた自分に納得」した上で、その自分を信じる事。
そこまでの覚悟が出来なくても、
心の中に「信じる根拠」を少しでもいいから持つ事。
「俺は○○さんの動画はすべて信じる」とまでいうならば
「殉死してもいい」くらいの覚悟を持つ事。
新聞？週刊誌？テレビ？小説？Web動画？
みんな嘘ばっかりだよ、きっと。
都合が悪くなれば、事情が変れば、
すぐにでも手のひらを反す…そんなクソばっかりだよ。
だからこそ、主体的に考え生きる事。
そしてそれが毒ならば、皿まで食って死んでやる、位の覚悟とか
そういうのがあれば、最高かなって思う。
情報に対する過度の依存は、自己弁護以外では何の役にも立たない。
その自己弁護だって、悪く転んだあとでは負け犬の遠吠えでしかない。
自身の行動を他人のせいにしても、
結局ひどい目に遭うのは、自分自身なのだから。