YZ250FX エクストリーム車両 その7 | BlueDeerRacing KAZ#53 バイク・レース四方山話

BlueDeerRacing KAZ#53 バイク・レース四方山話

埼玉県加須市にあるバイク店 ブルーディアーレーシング です
作業日誌や入荷した中古車・委託販売車両のお知らせ
レース報告やツーリングのお知らせなどをUPしています
ラーメン屋巡りなんかもね(笑)

11月22日

 

サブキャリパーの取り付け

 

持ってきて頂いたブレーキASSYからキャリパーだけを拝借

ダメキャリパーからスライドプレートを取り外し交換

 

入手されたキャリパーはフロント用(車種不明)だそーで、サポートに付けるにはリアキャリパーのピッチじゃないと付かないので移植となりました

 

ダメキャリパーも持ってきて頂いたキャリパーもパッドの残はあったけどコチラも持ち込まれたので新品に交換

パッドも組み替えた所でブレーキホースの取り回しを確認するためにキャリパーをサポートに固定

 

まずはこの状態からホースを這わせて見る

 

後方排気でエキパイがエンジンをぐるっと半周しているので、エキパイに接触しないルートを確認

 

さらにチェーンやリアサスに巻き込まないよーにと考え

とりあえずシートを引っ剥がす・・・(汗)

 

キャリパーにホースを仮止めし、リアブレーキラインをスイングアームに固定してるステーと共締め(後ろ側一ヵ所)

 

ソコからまっすぐ上に逃がして車体右側を通そうとしてみたんだけど

 

・・・長さたらなそー・・・(滝汗)

 

しょーがないので当初考えていた、マッドフラップ裏を通して左側へ

 

そこからハーネス類と同じルートで前に逃がす事にしたので

シェラウド&エアクリカバーを外しタンクを浮かす

 

タンク下を通しエアダクト下を通してステム左側からゼッケン裏を通して左へ抜ける

マスターを取りつけ予定位置に仮固定しバンジョーボルトの締め付け位置を確認

 

位置が決まった所でバンジョーボルトを本締め

 

キャリパー側のバンジョーボルトも本締めし、マスターにリザーバータンクを取りつけて

クラッチレバー類を動かし、水平に戻してブレーキフルードをリザーバータンクに給油

 

ホース長いし・・・ラジアルマスターエア抜き辛いし・・・なので

エアで引っ張っちゃいます(笑)

 

それでも中々ホース内のエアが抜けず、エアで引っ張り ブリーダーからエアを抜き ブレーキを握った状態にして放置してみたり

 

ま・・その放置中にサイドスタンドごりごり削ってたんですけどね

 

なんやかんやで3日かけてエア抜きしてました(遠い目)

納車当日もギリギリまでエア抜きをして、納車前にクラッチレバーやブレーキレバーの位置を再度調整

 

最終的にはオーナーさまに調整してもらうんだけど、だいたいの位置にはしとかんとね

 

レバーの位置を考えると、もーちっとステム寄りのほーが良いのかもだけど・・・このタイプショートレバー無いのかな?

すったもんだありましたが、YZ250FXエクストリーム車両 無事納車となりました

 

いやはや 中々面白いお仕事でした