06月06日
ナントカ希望日に納車となったのですが”高回転でフケが悪い”との事で出戻りとなったが3日月曜日
試しに#4のプラグをチェックしてみると真っ白
ををう・・いくらなんでも薄くないかい?(汗)
って事で、キャブを見てみようと言うことになりお預かり
翌日整備室にスペースを作りタンクを取外し、#4しか確認してなかったので改めて全てのプラグをチェック
#1・・真っ黒だね・・
#2・・真っ白だね・・
#3・・真っ黒だね・・
でもって#4は真っ白・・ナンダコレ?(汗)
あっさり始動し乗れちゃったのでキャブレター周り見てなかったなー
ちなみにキャブとエンジン間、インシュレーターからの二次エア吸い込みは有りませんでした
エアフィルター新品だしなー・・やっぱり変なスポンジ入っちゃったのかな? とキャブを取り出す算段をしつつエアクリボックスをみていると
ん?
・・インシュレーターはまってない?・・(遠い目)
まさかと思いつつ、やっぱり真っ白だった#2を見てみると
・・うん・・はまってない・・
真っ白の原因はおめーか
エアクリボックスの一部を固定しているボルトを外しインシュレーターを入れなおし
とりあえず一度タンク類を元に戻して試走にGO!
むー・・あんま変わらんなー・・(さらに遠い目)
”新品に換えた”とゆープラグを改めてチェック
・・熱価低くね?・・ STDがDP9EA-9なのですが、DPR7EA-9が付いてる
うん・・何されてるか判らんからやっぱりキャブ開けよう、そしてプラグも換えよう
翌日(4日)キャブレターを車体から外しダイヤフラム側から分解開始
#1~#4まで問題なし、ニードル段数が換えられてるかなーと考えてたのですが・・そもそも段数変えられないタイプでした>ゼファー400と一緒
フロートチャンバー内のガソリンを抜く・・各気筒同じぐらい入ってるね・・フロートバルブじゃなさそう
フロートチャンバーを外し内部をチェック
・・ん?なんかビジュアルがおかしいのが一箇所・・
#1のキャブ内部
#2はこんな感じ
#3・・ん?・・
#4・・っておわかりでしょうか?
#3と#4だけニードルホルダとメインジェットが汚い(変色してる)ってのもありますが、#3だけニードルホルダの取り付け状況が違うの判ります?
メインジェットの取り付け位置(高さ)が変わってくるので他の気等とセッティングが変わっちゃう
ちなみにメインは全て#98でスロー(パイロット)は#35でした
なんでこんな事が起こるんだろう?とニードルホルダも外して見たところ
・・いた原因・・
ニードルホルダの高さが変わった時点でコイツしか原因はないのですが
これ#1 #2 のベンチュリー部
んで問題の#3はとゆーと
左側ね・・部品足りないのわかりますよね?
ベンチュリー内部下側に#1・2・4には真鍮のパーツ(金色)のがあるけど#3には無いんです
犯人はおめーか・・
メインのセットもニードルでのセットもまったく違ったものになってただろなー
部品を頼むのですが、ソコはソレ厄介な点が一つ・・この車両逆輸入車なのよね・・(汗)
GPZ400Fのパーツリストとゼファー400のパーツリストを引っ張り出しニラメッコ
キャブの構造はゼファー400と同系だったので初期型のパーツリストから部品番号を調べ発注
部品待ちの間、全開域で燃料が足りなくなっている可能性も考えフューエルコックのフィルターをチェックする事に
・・めっちゃキレイ・・換えてあるな・・これ・・
とココまでが昨日のお話
本日ぷちお昼難民になりつつお店に戻ると発注していた部品が入荷済み
これね・・念のため#4の部品と寸法をチェック、同じと確認できたところで#3に組み付けてキャブレターを復元
車体に組み付けてサブフューエルタンクでエンジン始動!
アイドリングOK!レーシングでの高回転のフケ上がりOK!!
タンクを組みつけ外装を戻し試走へGO!
走り始めはちょっとグズついていたけど、2~3分も走ったらきれーに上まで回るよーに
音だけで全然前に進まず・・高回転まわすのめっちゃ恥かしい・・(汗)
さすがにレッドまでは引っ張ってないけど8000RPMまで引っ張ってみたけど問題無し!
納車可能っちゃ可能なんだけど・・プラグがまだなのよね~・・(遠い目)