ハロウィンの夜に聞きたい怖〜い話 | 劇団BDPアカデミー ブログ

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こんばんは

もうすぐハロウィンですね!
日本には全く関係の無いお祭りであるハロウィンも、商業的な作戦として、だんだんと日本にも浸透してきました。かく言う私も消費ムードを盛り上げる為の輸入行事に乗せられ、ハロウィンを楽しんだ日本人の1人です笑
今日は学校の友達と仮装をして遊びに行きました。
主にプロテスタントの国で祝われているハロウィンですが、実はケルト人(ヨーロッパの先住民)の新年とお盆を掛け合わあせたような収穫祭です。キリスト教本来の習慣ではない、異教徒の霊をたたえる行事を行うことにはキリスト教会には根強い反対意見もあります。

ここで、ハロウィンの夜に聞きたい怖~い話を一つ…

1692年現在のアメリカ合衆国ニューイングランド地方のマサチューセッツ州セイラム村、友人間での降霊会を開いた少女たちが、悪魔憑きと診断された奇怪な言動を取るようになりました。そして彼女らは詰問されるがままに「犯人」の名前を挙げていったために、200名近くが魔女の嫌疑にかけられ、22名が死に追いやられました。一度嫌疑にかけられれば拷問され、辿り着く顛末は自白か縛首です。
これがアメリカで起きた最大にして最後の魔女裁判です。

こうした集団心理の暴走は規模が大きかれ小さかれ現代でも世界中で起こっていますし、もしかしたらあなたの近くでも起こっているかもしれません。

11月は現代女子高生の心に住む魔女を観にいらっしゃいませんか?


「彼女たち」
■日時
11月
12日(水) 18:00
13日(木) 18:00
14日(金) 14:00 /18:00
15日(土) 13:00 /17:00
16日(日) 13:00 /17:00
■場所
池袋シアター グリーン
Big Tree Theatre
■プロモーションビデオ
http://youtu.be/kW_GCRLpmIc
■ブログ
http://s.ameblo.jp/bdp-academy/
■ストーリー
カトリック系女子高演劇部はアメリカの代表的劇作家アーサー・ミラーの「るつぼ」を上演することになった。1692年アメリカ、マサチューセッツ州セイラムの町で実際に起こった魔女裁判を題材にしたもので、17才の少女たちの言動が魔女狩りを助長し、町を混乱に陥れる物語である。
その戯曲の中の少女たちの悪意に呼応するかのように演劇部員の間にネットでのいじめが広がっていく。虚構と現実が入り乱れる「るつぼ」の稽古で、様々な葛藤に苦しむ女子高生たちの悩みが浮き彫りになってくる。
現在の若者にひそむネット社会の魔女的動向を鋭いタッチと軽妙なセリフのやりとりで描出した俊英・嶽本あゆ美の力作!


山本