ぐっどいぶにんぐ!(・・)ノ
遂に受験生の仲間入りをしました、山本史織です。
私は実は高校で日本舞踊部とJRC部(青少年赤十字)に所属しています。
日舞部の部員は3年生が4人ですが、2人は留学中の為、今は2人で活動しています。日舞部、存続の危機です。
因みに、茶道、華道、剣道と、どれも道は究められていませんが日本の文化が大好きです。
日舞を始めたきっかけは、和のスタイルが好きなことときれいな立ち振る舞いを身に着ける為でしたが、今では芸術としての日舞を楽しんでいます。
日本人ほど自国の事を知らない国民はいないと云われています。特に海外に出る時は日本人であるアイデンティティーを明確にすることが大事だと思います。
では、そもそも日本舞踊とは何でしょうか。
「舞踊」という語は坪内逍遥が考案した翻訳造語の一つで、日本の伝統舞踊を区別する必要性から「日本舞踊」という表現が用いられるようになりました。
ただ、今日では一般的に「日本舞踊」とは、400年近い歴史を経て舞楽や能楽を基礎とした、芸術舞踊を指します。
では、日本の伝統芸能である日舞と西洋の舞踊であるバレエの違いは何でしょうか。
バレエは身体を引き上げ、ターンアウトするのに対して、日舞では重心を低くおき、地に重きを置きます。
これは西欧では神や天使が天上にいると考えられていたため、飛翔をしたり、上を意識した動作が主となっています。日舞の場合、意識する場所は下丹田ですが、これは神が地面より下に居る、と考えていたためと云われています。これはアジアの伝統舞踊・芸能に多く共通するそうです。