過去から未来へと続く曇り空 | FOR ALL ROUTINE WORKERS

過去から未来へと続く曇り空

日に日に昼が短くなり、夜が長くなってきて、窓を開くと涼しい風が部屋に吹き込みます。何度も経験しているのに、季節の移ろいというものは僕らの心を飽きさせることはありません。僕らの毎日に何が起きようと、時は空を超える。過ぎてゆく日々を、こぼれ落ちる夢のかけらを、踏みしめて僕らは歩きます。

いつしか気がついたら蝉の声は遠くへ消え去り、音の主役は昼から夜へバトンタッチ。昼のご機嫌な音楽が少しずつ少しずつボリュームを落とし始め、ヒグラシが静かに夜の闇へ溶けてゆく。カネタタキのビートに合わせ、スズムシ、コオロギ、クツワムシ、マツムシが秋のメロディを奏で始める。この季節にしか感じられない気持ちと想いを、心の中の空模様を、僕はこれからもずっと忘れないようにしたいのです。

さて、話は変わって芸術の秋2008。これから年末にかけて、全国各地でさまざまなイベントが開催されるのでしょう。その中のひとつを今日はご紹介したいと思います。

来たる11月に、携帯電話で撮った短編映画の映画祭が開かれるようです。
ポケットフィルムフェスティバル。なんだか素敵なネーミングだと個人的には思っています。

Pocket Films Festival in Japan 2008, Yokohama
http://www.pocketfilms.jp/#

そこでも出品される『タイムマシン』という作品が今、フェスティバルに先立ってWEB上で見ることが可能です。見終わった後の言葉にできない気持ちは、切ない余韻に浸る長い秋の夜にピッタリ。

http://www.brosta.tv/play/index/product/752/list_type/5

この作品、映画評論家の千葉大樹さんが監督をしています。
全編13分21秒。今の僕には、とても貴重な長さの時間です。
そんなお時間がある方は、是非チェックしてみてください。


Still my heart would roam...

今日の1曲:That's the Spirit/Judee Sill
http://phobos.apple.com/WebObjects/MZStore.woa/wa/viewAlbum?i=156771825&id=156771820&s=143462