かおりんです。

ゆみかが旅立ってから、もうすぐ4カ月。



昨日ずっと開けなかった、
ゆみかとの写真や動画を観ました。





こうやって文字にすることで、
今になり初めて
本当にゆみかがいなくなったことを実感してます。



実感すると共に、
とてつもない空虚感と
底知れぬ恐怖を感じています。



ゆみかとの思い出の、
このブログを再開したことで、
少しだけ現実が見えてきたのだと思います。



ゆみかとの
たくさんの思い出が、
走馬灯のように思い出されます。






今回、ゆみかのことを語るにあたり、
トシくん(ゆみかの婚約者)に、
ブログを再開すると報告しました。





このブログを楽しみにしていると言ってくれたので、
私の記憶を辿りながら、
ゆみかとの思い出を綴っていくつもりです。







【続き】



ゆみかのお母さんからの電話で、



「かおりちゃん、ごめんなさい。


さっき先生が来られてね、


ゆみか、かなり危ない状態らしいの。


月曜に喉を切開して
呼吸器を入れることになるから、


意識が無くなる前に


凄くかおりちゃんに会いたがってて‥


これからすぐに来てもらえないかな?」








声をころしながら必死に話してくれた
涙声のお母さん。









耳鳴り。

頭がふわふわする。

体中の血の気が引く。

震えが止まらない。






何?




ゆみかのお母さん、
何言ってるかよくわからないよ。
なんで?
なんで?




旦那に支えられて、
ようやく立ち上がることができた。





旦那の運転で
夜中、都内大学病院へ向かいました。





ゆみか?
どういうこと?
意味わからないよ。





旦那に抱えられながら
震える足でICUに入る。





ゆみかの頭が見える。





「ゆみか!来たよ!かおりだよ!!」






呼吸器と点滴と透析の管に繋がれて、
横になっているゆみか。





私を見るなり
涙を流して、
絞り出すような小さな声で



「かおり かおり 会いたかった」







何で??
どうして??





あの時の私には
すぐにはゆみかが
こんなにたくさんの管に繋がれている状態が
全く理解出来なかった。








ついこの前、
切り絵の発表会だったじゃん。



ついこの前、
一緒に花火観たじゃん。




ついこの前、
私を抱きしめて、
頭を撫でてくれたじゃん。












信じるもんか。


これは長い悪い夢。


私、寝てるんだわ絶対。


だってこんなことありえない!








ただ、
目からも出血していたゆみかの涙を拭ったとき、
私の手に付いたゆみかの赤い涙を見て、
今、本当に危ない状態なんだという
現実を突きつけられた。









助けて。。


助けて神様!!




神様なんて信じてないのに
あの瞬間は本気で心の奥底から願ってた。