【東日本大震災備忘録4】3月14日 | 恋愛、結婚成就、金運アップヒーリング& 手相占い 宮丸 恵

恋愛、結婚成就、金運アップヒーリング& 手相占い 宮丸 恵

札幌の手相&ヒーリングで恋愛結婚・仕事(転職・独立)の悩み解決し開運する、ベターデイズ。これまで15000人以上を鑑定してきた占い師 宮丸恵が、恋愛結婚成就&お金(金運、仕事運アップ)のチャンスをゲットする秘訣をお伝えします。

今日も大急ぎで起床。

 

早くから、水汲みに並ぶため、近くの小学校へ向かいました。

 

この時、既に蛇行しまくりの長い長い列…

 

昨日の経験でわかっていたものの

 

「今日も行列か…」と、ややげんなりしつつも

「水がもらえるのはありがたいこと!」と気持ちを持ち直し、並びました。

 


今日からは岡山市からわざわざ給水車がかけつけてくれたおかげで

 

給水の列の進みが早い!!

 

ありがたい!!

 

もう、私は岡山市の皆さんに足向けて寝られないわ!!と思ったくらいでした(笑)


しかし、この給水車での水汲みは「DIY」。

 

自分でセッティングしないといけないわけです。

(井戸水ポンプは係の人が汲んでくれていたのです)

 

ここで、頭の使い方が問われるわけです…

 


なぜなら、私たちの前のご家族さんが、慣れない作業のせいか

もたついてしまい(そりゃそうだ・・・)

 

お水がもったいないくらい地面にこぼれていたので

なるべく効率いい水汲みができるようにせにゃ!と思い

 

我が家はその場で「相方、汲み係、ワタクシ、栓閉め係」と

役割分担し、なるべく後の人たちがサッサと作業できるように手配。

 

水をダッシュで汲み終わって、帰宅しました。


 

相方と「そろそろ携帯の充電がしたいねぇ・・・」

と思っていたところだったので

 

役所で無料で1人15分間携帯充電ができるのを昨日知り

 

区役所に向かって国道を歩いていたら

 

国道沿いにある某政党の政治家さん事務所が

電気が復旧しているらしく、そちらのお姉さんが

「1人15分無料で充電できます~♪」と声をかけて下さったので

ありがたく、きっちり15分間充電させていただきました。

 


その後、さらに充電したかったので再び役所に向かう途中、

今度は政治家さん事務所の3軒隣の写真館さんが

 

看板用電気コンセントを「携帯充電用」に開放してくれていて

思わず、狂喜乱舞し、それも使わして頂きました。


 

先に隣で充電していたお兄ちゃんとおしゃべりしながら

充電を待っていたのですが、話を聞いてみると

彼はご実家が福室(私の住んでいるところから、さらに東)で

そちら方面は水道は全然OKだったそう。

 


また、住んでいるところからは車ではすぐだが

歩くと2時間かかりましたよ~!と言う話を聞いたり

 

うちの近くの川を「家が流れてきたんですよ~」と言う話まで聞いてしまったり

 

お互いに「電気はそろそろ復旧してくれるとありがたいよね~」

などなど、たわいない世間話で盛り上がりました。

 


こういう時、誰かとたわいもない話で笑えるっていうことは

本当にありがたいものです。

 


地震がなかったら全く出会わなかったであろう人でしたが

話すことでお互いの気持ちが明るくなったのを感じたからです。

 


20分ほど程度充電し、携帯をぼ~っとみつめていたら

安否確認メールがどどどどどど~~~!!と流れてきていて

 

ちょっとビックリ&感激!

 

一軒一軒、丁寧に返していたら大変なことになりそうだったので

コピペ三昧の返信で申し訳ないのですが、

節電を考え、大急ぎで「生きてるよ!」と返信しました。


 

帰宅し、ちょっと疲れていたのでぼ~~~っとしていたら

 

午後に入って電気が復旧!!


これで一気に私たちのテンションは上がりました!!

 

これで、汲んだ水を節約しながらでも髪が洗える!!
(さすがに冷水で洗う根性はなかった)

 

これで電気ポットでお湯を沸かしてお茶が飲める!!

 

体があったまる!!

そして、しりとり大会をやらなくとも済む!!(笑)


本当に本当にうれしかったんです!!!


夜は久しぶりに洗髪し、身も心もスッキリしました。

 

そして、久しぶりにテレビをつけると・・・

 

全て地震報道番組…ここで私たちが住んでいる地域以外が

どんなふうになっているのか

 

段々と分かってきて、

 

なんだか怖くなり、情報を集める程度だけテレビを見て

後は消しました・・・。

 

早く、日常のお笑い番組とかが観られるようになるといいなぁ・・・。

 

早く被災のひどい地域の人たちの所でも

電気が復旧してほしいなぁ・・・

 


そんなことを思いながら、その夜は安心して床につきました。


 

(続きます)