グレゴリ青山の本はどれも面白いけれども、この本はまた格別。
自分の中学生自分をモデルにしているのだけれども、これがメチャクチャ面白い。
普通、中学生の時分って、自我が出来てプライドが高くなり始め、しかし人間として未熟なためにものすごく滑稽な人生の一部分だと思う。
この時期を舞台にした時にまず普通自分を描くのは“自分の一番恥ずかしくて滑稽な部分”と向き合うというとてもつらい作業がまずあるはず。
なのに、グレゴリ青山はいとも簡単にこれをやってのける。
これは多分本人に「自分は平凡だから」というある種達観した部分と、それと「でも、ちょっと変わってた」という冷静な観察力がないと出来ない。
爆笑しながらも、クライマックスでの一言には涙が止まらなかった。
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