数日前のブログで表明?したように、
いつぞやのタクシー事件を書いてみたいと思う。
もう何年も前の事だけど…。
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その日は、ギロッポンで深夜2時ごろまで飲んでいた。
当時は国道246号(いわゆるニーヨンロク&六本木通り)の近くの
横浜市に住んでいたので、ギロッポンからはほぼ一本道。
当時は深夜まで飲んでタクって帰るのは、
当たり前で(ってほどでもないけど)、
その日もタクシーでチョイ寝して、
近くになったら起こしてもらおう、
と六本木警察の前辺りで手を挙げた。
わたくしは、個タクが好きで選んで乗っていたんだけど、
その日も無事に個タクを拾えることができた。
っと、その前に状況を書くと、その日六本木通りは深夜にもかかわらず大渋滞!
バブルはとっくに終わっている時代なのになぜ?
というのは、ちょうどその日は246の集中工事が重なっており、
かなりクルマが数珠繋ぎ状態だったのだ。
「246からチョイト入った横浜市なんですけど…」
乗ってから、行き先をこう告げたんだけど、
なぜだかその運ちゃん、
「う~ん」
と唸り出した。
「どうしました?」
と聞くと、
「いや、実はね、JAL(だかANAだか忘れたが)のフライトアテンダントと契約していて、
朝の4時半ころに蒲田まで迎えに行かなきゃならないんだよね」
「それなら結構ですよ、降りますから。遅刻しちゃマズイでしょ」
「660円払いますから大丈夫ですよ」
その時代はわたくしも、多少小遣い銭があったのか、
それとも酔っ払って気が大きくなっていたのか、
結構太っ腹なことを言っていたものだ。
今じゃ、絶対そんなこと言わないもんね(苦笑)。
さてさて、そう話を向けたら、その運ちゃん、
「いや、大丈夫! このままお客さんの(自宅の)ところへ行きますよ」
と頼もしい返事。
「それじゃ任せたゼ!」
とは言わなかったけど、
「そうですか、それでは少し横にならせて頂いて良いですか?」
と聞くと、
「いいとも~!」
とは言わなかったけど、
「どうぞ!」
と言われたので、すかさず爆睡。
わたくし、こういう時の寝つきはグンバツに良いのである。
スヤスヤ・・・
グーグー・・・
ガァ~ガァ~…
と、いびきをかき始めて暫く経った時、
ふと目が覚めた。
でも、何だか雰囲気がいつもと違う。
そう、未だ渋谷か池尻大橋辺りで大渋滞を起こしていたのだ。
わたくし 「いや~、結構混んでますね~」
運ちゃん 「・・・」「う~ん・・・」
そんな感じで会話が途切れたので、
わたくしは、またもや黄泉の世界へ旅立ちました。
すると、
「×☆▽!」「×☆▽!」
わたくし、「ん? んんん~?」と眠気まなこで起きたら、
未だ、見慣れぬ景色。
「ここは一体どこにゃ?!」(猫ひろし風)
そんなわたくしに優しい言葉を掛けてくれるどころか、
その運ちゃん、
「降りて!」
「ここで降りて地元のタクシー拾ってよ」
と怒鳴っているじゃない!?
「おいら、もしかして寝ションベンでも漏らしたか?」
なんて思わなかったけど、
ちょっと寝起きで頭が回っていなかったので、
場所を確認してみると「鷺沼駅」付近だった。
ここから自宅までは15分ほどで着く。
246のオニ渋滞も抜けたみたいなのに
「なぜ?」
と思い、
「何で降りなきゃいけないんですか?」
(こういう時は、お客でも結構敬語を使うんです、わたくし)
「間に合わねぇんだよ!」
「降りてくれよ!」」
合点がいきました。
はは~ん、さっき言っていた、FAのお姉ちゃんところに間に合わないってことか!?
そして、やっと場所や状況が掴めてきました。
が、ここまで来たら降りる理由が見つからない。
何てったって、乗るときに、このタクシーの運ちゃんに気を遣って
他のタクシーを拾うよ、って言っているにもかかわらず、
この運ちゃんは間に合うと判断してあっしを乗っけたんだからねぇ。
それでも、この運ちゃんは頑張るマンだ。
「お客さんのところに行かなくちゃならねぇんだよ!」
おい、おい、おい!
俺だって客だぜ、ベイビー!
「そりゃないでしょ、もともと降りても良いよ、って言ったのにOKしたのは運転手さんでしょ?」
言葉遣いも荒いので、こっちも正論路線で突っぱねました。
「そんなこと言ってたら間に合わねぇんだって!」
「降りてくれよ!」
はぁ?
そりゃ、違うだろ、オッサン!
と思っていたら、いきなりドアを開け、降りろ!と言い出した。
さすがに態度がヒドイので、密かにケータイに登録していた
伝家の宝刀? 「近代化センター」
に電話を掛けてみた。
すると、そのタクシーの運ちゃん、
マズイと思うどころか、
逆上しちゃっていきなりわたくしの胸倉を掴んできました。
「この野郎!」
「・・・」
その時はわたくし、なぜか凄く冷静で、
「何をするんですか?」
「お客に向かってこんなことして良いんですか?」
と話したんだけど、
「×◆◎△!」
「□○▽×!」
もう何行っているんだか分からず、ラチがあきまへん。
そうこうしているうちに、近代化センターと繋がり、
その担当者も周りの様子が変なことにも気付き、
「どうされました?」
「何があったんですか?」
と電話の向こうで話し掛けてきました。
「いや、実は…」
と簡単に経緯を話したところ、
「それはヒドイですね」
と向こうの人もビックリしている様子。
運ちゃんは、それでも未だ、
「間に合わねぇんだよ!」と喚き散らしています。
すると、近代化センターの担当者は
「ちょっと代われますか?」
と言ってきたので、わたくしのケータイを差し出し、
その運ちゃんと話出しました。
話し終わったところで、その担当者がポツリ
「これはヒドイですね。ちゃんと制裁措置をしますので、ご勘弁下さい」
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結局、わたくし、鷺沼駅で地元のタクシーに乗り継ぐハメに・・・。
「なぜだ~!」
いつも、こんな輩ばっかりがわたくしにぶち当たる。
悲劇のヒーロー、ぶらりの戦いは続くのであった…(by仮面ライダーのエンディング風)