エクササイズは薬? | ボディデザイナー神田 光浩のブログ 「Exercise for Active life」

こんばんは。


神田です。



みなさんは運動をする際に、そのエクササイズの意味を理解して行っていますか?



Exercise is medicine



という言葉があります。



そうです、エクササイズは薬のようにカラダを効果的に変える力があります。



しかし、その反面・・・間違った使い方をすると副作用をおこしてしまうリスクがあると理解もできます。




ある話で




腰が痛いから病院に行ったら「腹筋をやってください」と言われたから毎日腹筋100回頑張っているんですよ!




・・・。


治りそうですか?




でも腹筋やると腰が痛いんですよね~まあ言われた通りやっていれば治るから頑張ります!





・・・。

何かあればご相談くださいね。








結局その後、なかなか治らず(むしろ悪化)セッションの相談にいらっしゃいました。








お医者様が病気の際に、しっかり問診し、視診し、触診し、診断をし、薬を処方するように、




エクササイズもお客様のカラダをしっかりとチェックを行ったうえで、幾多のエクササイズの中から抽出されたあなたに合ったものを行うことが、副作用のリスクを避け、効果的に課題解決へ向かうことができます。




なんの効果があって成分も知らない薬をあなたはいつまでも飲み続けることができますか?




運動の前に、まずはあなたのカラダをあなた自身が知ることから始めてみましょう。



そして自分自身に合ったエクササイズで、安全に効果的に目標達成にむけて頑張ってください。







※トレーナーも同じです。エクササイズ一つ一つには意味があります。表面的な理解では適当に薬を処方しているのと全く同じです。代償動作も見逃しますし、本来の効果を半減させてしまいます。

正しいエクササイズを処方するには解剖学、運動学、運動力学、生理学・・・・・・・・必要な知識は深く広くとたくさんあります。

なぜこのエクササイズなのかを常に考え、「〇〇というエクササイズを行います。なぜならば■■さんは●●だからです。」と説明できることがトレーナーのエクササイズを処方することで大切なことだと思います。


私も毎回のセッションが勉強です。


なぜ?から考えるクセを忘れずに日々精進いたします。



カラダは本当に奥が深い。



だから面白いんですよね。



もっともっと学び、もっともっとトレーナーとして腕を磨き、まだまだたくさんの人を笑顔にしていきたい。