こんにちは、KAIFACTORYです。
今回は、呼吸に関わる筋肉、小胸筋について
書いていきます。
小胸筋は胸の一番大きな筋肉(大胸筋)の
奥にあり、左右それぞれの肩甲骨
からろっ骨にかけてついています。
主な役割は、肩甲骨の動きや、呼吸を
する時にろっ骨を引き上げるサポートを
しています。

さて、この小胸筋ですが、日常生活で
このような姿勢が定着している場合は
固くなっているかもしれません。

・長時間のデスクワークやスマホの使用


・鞄を持つときいつも同じ肩にかける


・寝る時肩を下にして横向きで寝る


小胸筋が固くなると、肩や腕が前に
引っ張られ、巻き肩と呼ばれる姿勢に
なります。
また、肩甲骨の動きに制限がかかり、
高いところのものを取るのが辛くなる、
といった日常の動作に影響が出ることが
あります。
さらに、小胸筋はろっ骨を引き上げ、
呼吸を助けている筋肉であることから、
小胸筋が硬くなると、呼吸にも制限が
かかります。
呼吸をする際に動く横隔膜に制限を加え、
深い呼吸ができなくなったり胸の苦しさ
などに繋がったりする場合もあります。

そこで、座ったまま出来る、小胸筋の
ストレッチをご紹介します☆

①片腕を斜め下45度に伸ばします。
もう一方の手は小胸筋あたりに当てて、
肩を後ろに引きます。

②伸ばした腕をゆっくり後ろに引きながら、
手の甲と手のひらが交互に正面を
向くように、 肩甲骨から腕全体を
大きく捻ります。
※手首だけを返さないように注意!
反対側も同様に行います。

呼吸を深めて身体も心もリラックスした
状態をつくるために、小胸筋のストレッチを
やってみましょう!