①勉強し始めてすぐに「全く意味が分からない」
「勉強が全く前へ進まない」「やる気出ない」
②「テキスト読むのが大変、他に楽な方法は?」
「楽して合格したい」「努力せず合格したい」
「誰でも受かる受験テクニックはないのか?」
上記の2つのパターンの人が選択するのは、
下記の2つです
a.過去問を繰り返す
b.講義を何回も視る(聴く)
過去の数万人のデータ、経験から言うと…
上記のaとbの人が合格したということは、
ほとんど皆無に近いのです・・・
少なくとも自分はほとんど見たことがない
合格したとしても相当な長期戦に・・・
つまり永久に合格できないか、又は、
相当な長期戦になります
人間は「楽したい」「しんどいのは嫌」
誰でもそう思いますね・・・
でも高校受験や大学受験と職業(国家)資格は、
根本的に違い、受験テクニックだけでは厳しい
確かに「プロセス(条文や実務・判例の理解)、
つまりテキストを読んで理解や暗記する」、
を飛ばして結論(過去問)を解く方が楽です
しかし、過去問は誰が考えても邪道であり、
逆に時間がかかった割には基本を理解していない
過去問をやる前に、まずはテキストで理解、
理解してから演習(問題)・・・が順番です
逆に理解して覚えれば問題を解く必要はないし、
それが短期合格のための必須事項です
この展開なら確かに分かるのですが、
そうではなく、基本を理解したり覚える前に、
過去問から入るというのが不思議なのです
自分の過去の受講生の実態を見る限り、
初学者(数カ月の短期合格者)、かつ高得点者、
のほとんどが「過去問は時間がなくやっていない」
「テキストをマスターするだけで必死だった」
例外なく、そんな事を言っています
今年初学者で短期合格した人達も同じです
次に「講義を複数回視る(聴く)」ですが、
結論は同じです
確かに膨大なテキストを読むよりも、
視たり聴いたりした方が楽ですよね
しかし「分かったつもり」に過ぎません
視たり聴いたりしただけで覚えられたら、
誰も苦労しませんね・・・
「講義を聴いて理解できなかったから聴くんだ」
という人もいますが、その人が試験で高得点、
或いは合格したのは見たことがないのです
何度も講義を聴く、何度も過去問を解くパターンで、
過去に他の学校から来られた方(後期高齢者)で、
20年以上不合格を続けておられる人を見ましたが
やっぱり・・・毎年のように
「過去問だ、過去問だ」と過去問を繰り返す、
「CDやWEBで同じ講義を複数回視る」
という勉強方法は一部の例外を除いては厳しい