今年も様々な予想が飛び交う中、
無事に合格発表が終わりました
選択式が補正のない厳しい基準になり、
択一式は予想よりも1点低い(緩かった)
選択式については、
雇用が2点以下が58.6%も占めましたが、
1点以下が26.9%と30%を切り・・・
今回は補正(救済)は無し
次に個人的に補正を予想した厚生年金も
2点以下48.5%、1点以下24.7%で、
補正は無し
他の科目は補正基準を大きく下回り、
補正の余地はありませんでした
そのため昨年に続いて今年も
補正(救済)はありませんでした
特に雇用保険と厚生年金、
2科目で多くの人が涙を呑んだ結果に
それにしても簡単なのにどうして・・・
雇用保険がいつも出来が悪いのか
恐らく独学者等が日雇労働者を敬遠
独学者等が特に雇用保険や厚生年金等の
重要度、優先順位が分からない
しっかりした受験予備校などで、
きちんとした指導を受けないと
本当に厳しい試験になりました
今年は午前中の選択式が昨年と同様、
比較的平易であったためミスは禁物
午後の択一式も昨年と比べて、
ページ数が減り長文化傾向も落ち着き、
特に社会保険科目は易化しました
択一式は昨年に比べて平均点が、
0.9点上がり、そのため1点上昇
個人的には「2点くらい」上がり、
今年は「46点」を予想していたので
意外でした…
そのため選択式に補正がなかった割に、
合格者が600名ほど増加し、
合格率も5.3%→6.4%に上昇
特に択一式では年金が平易だったので、
みんな年金で点数稼ぐと思っていたら
厚生年金が最も平均点が低く、
「3.9点」・・・これは驚きです
やっぱり受験者の多くが、
厚生年金を苦手にしている
厚生年金で点数を稼げれば、
他の受験者に差をつけることができる
一方では最も平均点が高かったのが、
「国民年金」の5.5点でしたが・・・
同じ年金で、しかも2科目とも、
そんなに難しくなかったので不思議
3年前の合格率が7.9%でしたが、
昨年5.3%、今年は6.4%・・・
3年前は奇問難問が目立ち、
逆に特例救済があるなど緩くなりました
その反省もあってでしょうが、
この2年間は奇問難問がなくなり、
そのため変にサービスすることもなくなり、
ガチの実力勝負の世界になった
基本的な問題を落とすと致命的で、
合格の門は狭まった気がします
来年以降もこの傾向は続くでしょう