この時期にしては涼しい1日でしたが、
受験された皆様、本当にお疲れ様でした
自分にとっては昨年は選択式の労一など、
誰も予想しない問題などが的中で、今年は
かなりプレッシャーでドキドキでしたが
今年は昨年以上に当たりまくりでした
一応は面目は保つことはできました
特に珍しく択一式の方が・・・
直前期の答練、模試、予想問題と全く同じ問題、
それが数えきれないくらい出題されてました
試験会場の外で遭遇した受講者の方からも、
お礼の声掛けもありましたが、自分では、
ラッキーな年でかなり手応えを感じてます
さて、本日の試験問題なのですが…
ズバリ!例年に比べると平易でした
つまりオーソドックスな問題が目立ちました
また問題の内容がさらに事例・実務化しました
午前中の選択式の問題が意外に平易だったので、
午後の択一式を警戒していました…
予想通り問題のページ数が64ページなので、
「長文で難しいだろう」と推測したものの…
意外と「どこかで見たよね」的な問題、
オーソドックスな問題が目立ちました
恐らく、この5~6年の中では最も解き易く、
大きなチャンスの年であったと思います
まず、午前中の選択式なのですが、
昨年の労一の難問に対する反省なのか…
一般常識でさえも意外と平易でした
問題を見て感じたことなのですが、
作問者が気を遣った(配慮した)
全般的にそんな問題ばかりでした
つまり、難しい問題もあったのですが、
必ず2点~3点は確実に解けるサービス問題、
つまり救済科目を作らないように作問・・・
そんな意図を感じました
問題だけを見れば、今年は救済はないかも
ただ、平易な問題であっても例年は、
必ず救済科目は1~2科目はありました
なかなか全科目3点以上はハードルが高い
最初の労基法は予想通り判例から2問出題で、
講義でも予想した有名な「東亜ペイント事件」
また、最近は安衛法の2問のうち、
必ず1問は難問なのですが…
今年は2問ともオーソドックスな出題でした
労災は初めて加重と併合のミックス問題で、
AとBは冷静に考えれば解ける問題でした
しかし、C~Eは判例で少し手強かったですが、
その場で考えさせる問題でした
雇用保険はA、B、Eがサービス問題、
しかも4択でしたので救済はない
労一はズバリ予想的中で、特にAとBは
「障害者雇用促進法」の法定雇用率、
納付金の規模要件(100人超)でラッキーでした
DとEは有名な判例(日立メディコ事件)で、
少しその場で考えさせる問題
健保、厚年、国年の3科目は平易で、
特に健保は絵に描いたような、
演習・答練などで出題されるレベルでした
個人的には救済に最も近いのは、
ズバリ「社一」かなとも思います
Aの「61%」はクイズ的でした
Bの確定給付企業年金法の問題は難しく、
生計維持されない配偶者がまさか第1順位
Cは人によっては15歳と18歳で迷った
DとEの介護保険法で2点を確実に取らないと、
かなり厳しい問題でした
特にDの解答は11ページの問題文中に
「加齢に伴って生ずる心身の変化」と記載され、
これを選択肢から外すと迷う余地がない・・・
なんか・・・考えられないような大サービス
しかし、敢えて個人的な意見を言うなら、
社一が意外と2点の人が多いのかも