ジープラングラーアンリミテッドルビコンのサスペンションはノーマル状態でどの程度動くのか試してみました。

 ラングラーという名前が付けられて最初のモデルであるYJラングラー(1987年モデル)を購入した際、オンロードにおける走行は、その前に乗っていたいすゞビッグホーンと比べ、まるでスポーツカーのように路面に吸い付いて走る感じがしました。ところが、オフロードに入るとサスペンションが全く伸びないため直ぐに浮いてしまい、対角線スタックとなってしまいました。エンジンは直6の4200ccでしたので、トルクやパワーは十分でしたが、肝心のパワーが路面に伝わらない車でした。
 仕方がないので、足回り総取り替えとなり、リフトアップによる弊害をあちらこちらと無くすために時間もお金も掛かってしまいました。それでも、ランクル70前後リーフ車のノーマルより少し良い程度にしかなりませんでした。
 ラングラーの次に購入した、フルサイズブレイザーをラングラーがノーマルサスでは全く越えられず、リフトアップして4Hにすればやっと越えたモーグル地形に持ち込んだ際、ノーマルサスにもかかわらず2Hであっさり越えてしまいました。
 ホイールベース等の条件もあるでしょうが、ブレイザーは梯子型フレームも捩りながら、前後リーフリジッドサスペンションが良い動きをしていました。その後ブレイザーは2.5インチアップサスを組み更に良い動きとなりました。

 そのような、思いがあったのでノーマルサスのルビコンはオンロードでの走りがこの前まで乗っていたランクル70改に比べ素晴らしく快適なので、サスストロークは全く期待していませんでした。

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 どんなものか、確かめるため河原に入ってみると上の写真の状態まで2Hのまま段差を越えました。一旦停止後再発進を試みるも流石に、左後輪が空転して2Hのままでは、発進出来ませんでした。


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 サイドステップや下に隠れたフレームに接近するような段差でも、4Hであれば何の問題もなく軽々と越えていきます。

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 リアのサスも良く伸びで路面を捉えています。

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 リフトアップしていないので、フロントの縮みはあまり感じられません。フロントスウェイバーディスコネクトシステムを作動させスタビを解除すれば、もっと自由に動くと思います。

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 リアタイヤは、それなりに縮ます。

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 ボディー剛性は確保されているようで、捻じられても異音等は有りませんでした。

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 思っていたよりも、よく動くサスで楽しくなりました。

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 写真は、助走する事も無く這うようにゆっくりと進めた状態で、ルビコンの武器であるトゥルロックデファレンシャルやフロントスウェイバーディスコネクトシステムは全く使用せず4Hでの走行でした。

 ノーマルサスで、これぐらい走れるという事は、ルビコン専用武器を必要とするところは、当然ボディーや下回りをヒットするぐらい険しい場所となりそうです。

 期待していなかったノーマルサスですが、ルビコントレイルでテストしているだけの事はあり、とても良い印象でした。