自分の「聞こえの説明書」、作って周囲に…相互理解の工夫を当事者の研究者に聞く(読売新聞8/2)
2025年11月に開催される東京デフリンピック(読売新聞社協賛)に向け、聴覚障害のある人たちへ注目が集まりつつある。圧倒的に聴者が多い社会の中で、当事者が社会的自立を目指す時、どのような課題に直面しているのか。配慮の形はどうすればよいのか。そのヒントを探るため、武蔵野大学助教(専攻科:言語聴覚士養成課程)で、自身も聴覚障害のある志磨村早紀さん(35)から話を聞いた。
多くの当事者は自分が聞こえにくいということは自覚しています。でも他人に分かってもらう言葉を持っていないということです。自分の聞こえは他者の聞こえと比較することができません。自分の聞こえを客観的に見つめ、考え、他者に説明する機会が十分になかったまま成長した当事者も少なくないと思います。
私自身も、長らく自分の聞こえを把握できず、他者にうまく説明することができなくて、苦しい思いをしてきました。そして、言語聴覚士養成課程で学ぶ中で、ようやく自分の聞こえを客観的に見つめ、言語化することができるようになりました。それを土台に自分の「聞こえの説明書」を作成し、就職先でお渡しするようになりました。
(サイトより引用 情報元:松崎丈様)
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志磨村早紀さんの「聞こえの説明書」、いいですね!特に「私が最も強調しているのは、自分一人では限界があるため、家族や信頼できる他者と一緒にこの作業をしてほしいということです」の部分。
本人だけではわからない、気づかないことが、問題を複雑にしていると思います。
