補聴器の国内出荷台数2023年を更新いたしました(日本補聴器工業会 1/11)
国内補聴器出荷台数の推移(年単位)
1990年 2000年 2010年 2020年 2022年 2023年
総合計 301,178 413,736 480,861 563,257 600,178 652,141( 100%)
ポケット型 76,485 56,940 41,329 15,861 14,058 9,997( 1.5%)
耳かけ型 151,501 156,935 234,993 375,435 353,655 397,895(61.0%)
メガネ型 4,225 1,630 669 319 239 245(0.04%)
耳あな型 68,967 198,231 203,870 171,642 232,226 244,004(37.4%)
------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
オーダーメイド 40,391 180,161 190,588 148,788 183,676 199,059
その他耳あな型 28,576 18,070 13,282 22,854 48,550 44,945
(サイトより引用)
--
総出荷台数が昨年より5万台以上、約8.7%増加しています。過去最高。
PRの成果もあるでしょうが、団塊の世代が続々後期高齢者の仲間入りすることで、補聴器ユーザーの全体数も増えているものと想像しています。
ポケット型補聴器の年間出荷台数がついに1万台を切りました。
最新型を中心に、スマホアプリの普及で、補聴器の音量音質などを、手元のスマホで調整しやすくなってきています。手先の細かい操作が楽になるので、高齢者が耳あな型や小さい耳かけ型の利用に抵抗が少なくなったことが、ポケット型の割合減少につながっていそうです。
耳かけ型補聴器の割合は、昨年約59%と下がってましたが、再び6割台を回復しています。2019年度の約68.9%がピークでしたね。
ワイヤレスイヤホンの普及で、補聴器に対する抵抗も減少しているでしょうか?