守れ!文化財~「障害」をめぐるモノとヒトに光を灯す~(終了)新潟県立歴史博物館

 

 

 

新潟県立歴史博物館の企画展「守れ!文化財」最終日に駆け足で見てきました!
明治11年に古河太四郎によって創設された、京都盲啞院の展示が充実しています。この京都盲啞院関係資料約3000点は、平成30年に国の重要文化財に指定されています。

 

下の写真は京都盲啞院 聾唖絵画科授業光景。
創立25周年記念誌(明治36年発行)に掲載されているので、明治30年代の写真と見られるとのこと。着物姿の男性8名、女性が2名。

 

以下、教材に使われた資料の数々。

 

 

 

 

 

個人的に興味深かったのは下の「発音起源」。
基本的な口形を13に分類し、
舌の位置、手で表す工夫など、視覚的な工夫をしていることに感銘を受けました。
現在でも読話の参考になりそうです!

展示されていた、当時の生徒さんの作品の数々。

 

ということで、圧巻でした!

新潟県立博物館は、長岡駅からちょっと離れたところにあり、駅からタクシーで往復9000円かかりましたが、それだけの価値はありました。