月に一度は帰って母に会いに行くようにしています
お土産はお菓子ではなく
いつまでも可愛い母でいて欲しくて
洋服を選んでいます
私は3人兄弟のまん中で娘は私一人だったせいか
私の洋服はいつも母が手作りしてくれていました
母と生地買いに行ってたくさんの中から好きな柄を選んで
選んだその生地を母が上手にミシンを使って
1着のワンピースにしていく…
その課程を見ているのが
ワクワクして好きでした
母のパターンは基本となるデザインは一緒で
生地の素材を変えたり
何かアクセサリーを付けたりと
アレンジを加えてくれて
毎回、全然別の物になっていました
いつも新しく可愛いワンピースが着れるのが
子供心にとっても嬉しくて
そしてちょっぴり自慢で
完成するたびに
『わぁ~、今回のが一番ステキ
と毎回喜んでいたのを覚えています
今思うとこれが私のプランニングの原点になっている気がします
ありきたりのどこにでも売っているようなものではなく
デザインと生地の素材選びから始まり
アレンジを加えて
ひとつひとつ完成させていく
そしてその制作課程も楽しくて
何十年経っても、その様子が絵となって浮かんできて
その当時を思い出すと
心が豊かになって温かな気持ちになる
楽しい想い出とその時の感動
結婚式当日はもちろん最高にhappyだけど
結婚式を創る課程の打合せも
新郎新婦さんにとって
とっても楽しく、
欠けがえのない最高の想い出に
なっているのではないかと思います
ゲストや相手のことを思って
ひとつひとつ心を込めて手作りをしていく楽しさを
ウェディングプランナーとして伝えて行きたいと思います
母が楽しそうに作ってくれたワンピース

その想い出があるから
ご恩返しに今、
私はお土産に洋服を選んでいるのだと思います
新郎新婦の結婚式と打合せの想い出が
欠けがいのない最高の想い出となりますように
By アンジー
