北のめぐみ

毎年、暮れになると帯広の友人から北の幸が届きます。
この友人と知り合ったのが20代前半。
初めて会った時、「私は誰からも花を貰ったことがない」と言ったら、
「よし、それじゃ結婚するまで送ってあげる」と言って下さり、
結婚した39歳まで誕生日の1月11日になると
黄色のバラの花が歳の数だけ届きました。
きっとご本人は、25歳くらいで結婚すると思って言ったのでしょうね、
30歳を過ぎた時に、さすがに、もういいですよと言ったら
「男に二言はない」と最後まで約束を守って下さいました。
兄貴がわりの友人は、
結婚式では早くに亡くした父に代わって号泣していました。
結婚してからは、花は毛がにや、北の幸に変わり、
我が家は毎年、幸せな気持ちでお正月を迎えられます。




