桜の木 8 | 会社裏日誌 ~ぐっちゃんのブログ~

会社裏日誌 ~ぐっちゃんのブログ~

小さな会社の人間模様を、橋田寿賀子風に表現したい。。。無理



とにかく、小さな出来事を、大袈裟に書き綴っていきたいです。。。



まあ、普通の日記なんですけど



会社のパソコンで密かに書いてますので、

文章が途中できれることも。。。

ご了承下さい。。

つづきです


そんな、ある日

松波という男が金を借りに来た


歳は45~50くらいで、チンピラ風だが

自称会社経営者という・・・・


松波は手形の割引で500万欲しいと言ってきた

手形の額面は550万で期日は3ヶ月後だった

500万はね~だろ?おっさんと思った。


松波に申し込み用紙に記入させてる間に

電話で手形振出の銘柄と額面の金額、支払日を

大手金融機関に調べてもらった


金融機関の担当者

  『この銘柄は割停(社内割引停止銘柄)ですよ』


つまり、金融機関は当然ながら、街金でも割引不可能・・

簡単に言えば・・・間もなく倒産しまっせ・・・ということだ。


この野郎!パンク手形掴ませるつもりだな!

まあ、松波がパンク手形って知っているのかどうなのかは

どうでも良く、とにかく丁重にお断りだ・・・・


ここの大手金融機関がダメなら、日本中探しても

手形の割引をする奴はいない。


色々やっているうちに申し込み用紙に記入が終わっていた。

金は出すつもりは無いが、形式上、一応、見てやるか・・・・・


オイラ『松波さん?住所がさ~東京都・・・・・

         あと・・・・字が読めね~よ・・・・・』


松波『あ~~~南区ね・・・』


オイラ『東京に南区なんてね~よ・・・・

       ちょっと~今日は帰ったほうがいいよ・・・ね』


松波『南じゃなくて、み・な・と』


嘘つけこの野郎!!!みなみってハッキリ言っただろうが!


オイラ『じゃあ、印鑑証明出して・・・』


松波は黙っている・・・・


オイラ『やっぱり、今日は帰ったほうがいいよ・・・』


突然、松波の態度が変わり・・・


松波『ココって、どこの組織が面倒みてるの?』


私はそういう業界のひとですよ~って ご挨拶だ


オイラ『はあ?ココは、普通の金融業者ですよ・・・・

           ほら、ちゃんと登録してるでしょ?』


闇金とは言っても、

ちゃんと都道府県知事の許可は取っている


松波『そんな事は聞いちゃいね~よ。

      こんな所で金貸しやってもらっちゃ

          困るんだよ・・・なあ?兄ちゃんよ』


本題はここから・・・・あわよくば銭を引っ張ろうとしただけだ。


松波は急にヤクザ映画のワンシーンの様に

立ち上がり、ポケットに手を入れて

クネクネ、ウロウロしている・・・・


こういう奴は面倒くさい・・・・


オイラ『松波さん・・・・今日は金借りにきたんじゃないの?

     ウチはヤクザに金は出さないですよ

        松波さんは、コワ~イ業界の人なの?』


まずは、松波がどこの者か知る必要がある・・・・

かなりカチンときていたが、相手に名乗らせるのが先だ。

その後、きっちり見舞金を頂こうと思った。


松波『はあ?こういう者だよ』


松波はあっさりと組織の名刺を出した・・・


○○会 松波銀次郎


○○会は、広域指定暴力団の名前だった

しかし、その後は何も書かれていない

つまり、○○会○×一家×○組××会・・・・・

と、正式に記入すると、自分の名前が名刺に

書けなくなってしまうのだ。


これで、オイラの組織とは関係ない事が分かった。

しかしコチラの看板も聞かず、

あっさりと、自分の看板を出してしまう所をみると

素人相手の小遣い稼ぎだ・・・


オイラ『じゃあ、近いうちに、松波さんの所に

     菓子折りでも持っていきますよ・・・

          場所知らね~けど・・・・』


松波『おい、それじゃ~帰れないだろう・・・なあ・・

           馬鹿にしてんのか!若造が!』


こちらの看板を出せば、1発で引くのだろうが

オイラは組織に内緒でやっているし

枝の枝なので看板を出す必要もなかった。


オイラ『松波さんさ~。そんなに大きい声出されてもね

     こっちは素人だしね・・・これじゃあ~恐喝ですよ?

      もうすぐ、デコスケ(刑事)が”昼飯たかり”に

        ココに来るから帰れなくなるよ・・・ね・・・

                  そのボールペンあげるからさ』

       

松波『なんだと!!!!!クソガキ!!!!!』


ピーンポーン


すごいグッドタイミングでインターホンが鳴った。

実は、いつもの様にサチが昼飯をたかりに来たのだった。


返答がないので、サチはボタンを連打し続ける・・・・

いつもは、イラッとするピンポン連打だが

この時は、デコスケが朝一にキップ(逮捕状)を持ってきた時を

連想させるほどの連打だ・・・・・。


松波『おい、ナメルナヨ!オレは全力で潰すからな!!!!』


Vシネマか?というくらいカッコイイ捨て台詞を置いて

松波は出て行った。本当にデコスケが来たと思ったらしい。

非常階段を勢い良く駆け降りて行くのが分かった。


入れ替わりでサチが入ってきた


サチ『お客さんだった?』


オイラ『ん?こわ~いヤーサンが来たよ』


と言ってサチ松波の名刺を見せた


サチ『わ~~お。この人、ヨシノリの兄貴分だよ・・』


もっと、面倒くさい事になった・・・・・

                                つづく