わかやま国体で
多くのクライマーの筋肉を観察しました!
てことで、今回は
『棘下筋と小円筋』です。
どちらの筋肉も上腕骨の同じところでくっついており、
始まりの部分も肩甲骨の内側と外側と近いところ。
ということで、必然的に動きへの作用も似てきます。
肩関節の外旋、要するに上腕骨(二の腕)が外側に回る動き。
肩関節の水平伸展、腕を肩の高さで後ろに引く動き。
(尚、小円筋は水平方向でなくても伸展動作に作用します!)
この棘下筋と小円筋は
肩関節の外旋運動に関して
1位2位で力を発揮します!
スポーツの動作だと
野球のスイングのピッチャー側の腕の動きやテニス・バドミントンのバックハンドの動きに作用します。
クライミングだと!
下の写真のように伸びた腕を引く時
尚且つ肘が上がりすぎないようにしてくれます!!!
肘が上がらないようにする事、大事ですよね>_<
ちなみにこの棘下筋・小円筋は肩関節の安定にも重要な役割を果たしており、
肩こりやインピンジメント症候群にも関与してきます!
という事で、これらの筋肉ももちろん強化とケアは大事です。
強化としては、
オーソドックスなものだと
チューブトレーニングや軽い負荷を使ってのトレーニング。
ケアとしては以前もこのブログであげた事のある大谷翔平君と石川遼君の肩の動きでストレッチが効きます!
⬆︎ここまでいかなくても大丈夫です(笑)
さ、皆さん
トレーニングとケアをしっかりと行い
パフォーマンスアップと
肩こりや肩の障害予防に役立ててください(^_-)-☆








