雪の松島 本醸造 激辛+15
寒い日が続く今日この頃の日本。晩酌も燗酒が最も美味しい季節です。今日は、コンキチの故郷にして、我が国必至の酒処である宮城県のサケを呑んでいます。

「雪の松島 本醸造 激辛+15」です。
雪の松島といえば、知る人ぞ知る超辛口で有名ですよね。(多分)世界一辛い日本酒度+20のサケもラインナップされています。
ところで、個人的な意見なのですが、宮城のサケって、万人に好まれる味で、あまり自己主張ばかりぜす、幅広く料理との相性が良いおサケが多いと思います。本品も(コンキチが勝手に考えた)原則に従ったサケに仕上がっていると思います。
ちょっと脱線しますが、我が国の食用米の二大ブランドの一角をなすササニシキ(宮城で造ってる)も、自己主張は控え目で料理との相性抜群という話を効いたことが有ります。
伊達者「伊達正宗」が治めたクニで、自らは影となり他者を引き立てる役割を演ずる食材が開発されるのはちょっと意外な気がします。
あと、この蔵(というか雪の松島)の沿革はけっこう複雑で。もともとは宮城酒類(株)(昭和25年、県内の酒造業者の共同出資により創業)が2007年に解散したのに伴い、(株)やまや傘下の大和蔵酒造が看板銘柄「雪の松島」を引き継いだのです。なので、やまやに行けば簡単に「雪の松島」を手に入れることが出来るでしょう。
さて、このおサケの味の方はというと、淡麗辛口の教科書的味わいで、「冷やでよし燗にしてよし」を地でいく一品に仕上がっていると思います(燗上がりはしませんが、堅実な造りです)。
-独断と偏見のTASTING NOTE-
RATING:★★★☆☆
RIVIEW
穏やかで微弱な甘くFruityな香り。トップに甘味を感じたとおもうと、徐々に酸が増してくる感じ。フィニッシュは特徴的な酸味とちょい苦味が来て、さらっと消える感じが面白い。淡麗辛口。酸味が際立っているが、嫌いじゃない酸味ですね。
燗酒にすると、酸がトップの方に移る感じです。アルコール臭も増します。クセがなく、抽出系の合いそうです。
DATA
分類(Grade)/ 本醸造(Honjyozo)
原料米(Rice variety used)/
精米歩合(Rice polishing ratio)/ 65%
アルコール分(Percentage of Alcohol)/ 15-16%
日本酒度(Sake meter value)/ +14~+16
酸度(Acidity)/
アミノ酸度(amino acid degree)/
酵母(Yeast)/
杜氏(Toji)/
仕込み水(Water)/
COMPANY
大和蔵酒造(株)
http://www.yamaya.jp/pages/cp/taiwagura/index.html
参考サイト↓
http://hotekarago.blog88.fc2.com/blog-entry-67.html
PS. コンキチの他のブログ↓
REAL SAKE GUIDE
企業の研究員というお仕事
競争優位読書考
化学的Search日誌
お勉強ブログ
もよかったら見て下さい

「雪の松島 本醸造 激辛+15」です。
雪の松島といえば、知る人ぞ知る超辛口で有名ですよね。(多分)世界一辛い日本酒度+20のサケもラインナップされています。
ところで、個人的な意見なのですが、宮城のサケって、万人に好まれる味で、あまり自己主張ばかりぜす、幅広く料理との相性が良いおサケが多いと思います。本品も(コンキチが勝手に考えた)原則に従ったサケに仕上がっていると思います。
ちょっと脱線しますが、我が国の食用米の二大ブランドの一角をなすササニシキ(宮城で造ってる)も、自己主張は控え目で料理との相性抜群という話を効いたことが有ります。
伊達者「伊達正宗」が治めたクニで、自らは影となり他者を引き立てる役割を演ずる食材が開発されるのはちょっと意外な気がします。
あと、この蔵(というか雪の松島)の沿革はけっこう複雑で。もともとは宮城酒類(株)(昭和25年、県内の酒造業者の共同出資により創業)が2007年に解散したのに伴い、(株)やまや傘下の大和蔵酒造が看板銘柄「雪の松島」を引き継いだのです。なので、やまやに行けば簡単に「雪の松島」を手に入れることが出来るでしょう。
さて、このおサケの味の方はというと、淡麗辛口の教科書的味わいで、「冷やでよし燗にしてよし」を地でいく一品に仕上がっていると思います(燗上がりはしませんが、堅実な造りです)。
-独断と偏見のTASTING NOTE-
RATING:★★★☆☆
RIVIEW
穏やかで微弱な甘くFruityな香り。トップに甘味を感じたとおもうと、徐々に酸が増してくる感じ。フィニッシュは特徴的な酸味とちょい苦味が来て、さらっと消える感じが面白い。淡麗辛口。酸味が際立っているが、嫌いじゃない酸味ですね。
燗酒にすると、酸がトップの方に移る感じです。アルコール臭も増します。クセがなく、抽出系の合いそうです。
DATA
分類(Grade)/ 本醸造(Honjyozo)
原料米(Rice variety used)/
精米歩合(Rice polishing ratio)/ 65%
アルコール分(Percentage of Alcohol)/ 15-16%
日本酒度(Sake meter value)/ +14~+16
酸度(Acidity)/
アミノ酸度(amino acid degree)/
酵母(Yeast)/
杜氏(Toji)/
仕込み水(Water)/
COMPANY
大和蔵酒造(株)
http://www.yamaya.jp/pages/cp/taiwagura/index.html
参考サイト↓
http://hotekarago.blog88.fc2.com/blog-entry-67.html
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