先日開催された『札幌モビリティショー 』は、フェラーリ、ランボルギーニはともかく、フォルクスワーゲン、BMW、アウディ、メルセデス等が参加せず、日本の国力の衰退があからさまになったような様相だった
唯一、ポルシェが来てくれてメンツがたった感がある
一方、飛ぶ鳥を落とす勢いの中国メーカーBYDは、発売間近の車種を含め3台を投入し、ブースも大盛況であった
上のクルマは300万円台とお手頃価格
下はこれから発売されるニューモデル
塗装はパールというより、ラメのような派手さ
室内は革の香りがして、総じて大陸的だ
海外勢では、ジープ、ルノー、プジョーなども来ていたが、各社1台程度の出展にとどまっていた
アルピーヌA110は良かったけどね
対する国内メーカーは、三菱とマツダの2社が気を吐いていた
三菱は、モーターショーにあまり参加しない消極的なイメージがあったが、今回はデリカ、トライトンの格好良いオフロード仕様を展示
マツダも話題沸騰中のアイコニックSPを回転台に乗せてアピール
このアイコニックSPには、市販化？ロータリーエンジン？370馬力？などのワクワクする話があるものの、開発グループをこれから立ち上げるらしく、市販はまだ先の話になるだろう
勝手な予想だが、価格は700万円以上になると見た
日産はフェアレディZくらい持ってくるのかと思いきや、箱型の無機質コンセプトカーとエクストレイルでお茶を濁す有り様
トヨタは台数こそ多かったものの、取り入ってこれ！というものがなく、スバルも無機質コンセプトカーと既存の車両で「一応、用意しました」的な感じだった
会場にはレゴブロックで作ったスープラがあったが、だから何なんだ？と思ってしまう
横でレゴブロックが飛ぶように売れてたから、良しとするか？
毎回盛況なダイハツは、今回はそれどころではないのか出展せず、代わりにスズキに人が集まっていた
ホンダに至っては、出展してた？と記憶に残っていない
その分、2輪車はいつも通りか、いつもより多いくらいの台数で、それなりに人を集めていた
ホンダ、カワサキ、ハーレーダビッドソン等々
跨げる車種と跨げない車種があったが、できれば全て跨げるようにしてほしいと思う
滞在時間約1時間半、マツダ・アイコニックSPが今回のショーの主役だったと思う
この記事は、Cyber Johnnyさんに贈ります