留年生のTOEIC満点格闘記 -21ページ目

留年生のTOEIC満点格闘記

TOEIC未受験から、満点を目指す留年生のブログ。


英語というよりも、むしろ日々の気づきや反省を書いていこうと思ってます。


ぼくが東京に来てから仲良くなった友人が一人いる。

その友達はいわゆるボンボンで、いかにも真面目といった感じの根はいいやつ。



ただ、彼は過去にかなり辛い経験をしたみたいだ。

あることをきっかけに周りが敵だらけになって、それがかなり長いこと続いたそうだ。


彼はその過去がトラウマとなっているようで、自分に自信が無いみたい。





確かに、話を聞いていて、それは本当に辛い経験だし、忘れられるものではないと感じた。

ただ、その経験をどう捉えるか、本当にこれによって、

将来に渡って使い続けられる財産にもなれば、苦しい辛いきついと言いながら背負い続ける借金にもなると思う。そして、無かったことにもなりえる。




僕はタイトルの通り、経験の捉え方には三通りあると感じた。



たとえば、僕が高校の時の部活動で、全く結果が出せず、三年間先生からずっと嫌われて、しばき上げられていた経験を例にあげてみる。


一つ目の捉え方はネガティブ思考。つまり「経験」を「借金」と交換する方法。

「あの時、違う部活に入っていれ
ば。」


「あの先生がどこかに異動していれば」


「俺にもっと才能があれば」


そんな仮定法過去を使いながら、全く生産性のない時間を費やす。

そして、その経験に縛られて、現在の自信をもなくしてしまう。

過去がズルズル未来にまでマイナスの影響を与え続ける。



二つ目の捉え方は能天気なポジティブ思考。つまり、経験を±0の無かったものにしてしまう方法。

「まあ、別にもう過ぎたことだしいいや」

「まあ、人生山あれば谷ありだし」

といった感じ。

過去を立ち切れているため、マイナスの影響はないものの、未来に対して特にプラスの影響もない。




最後の捉え方は、クールなポジティブ思考。
これが経験を財産に変える唯一の方法だと思う。

「あの時の経験で、どんなことでも耐えられる忍耐力が身についた!」

「あの時の経験で、人の痛みがわかり、思いやりが身についた」

「苦手な人への接し方がわかった!

などなど。
こいつは過去のマイナスをプラスにまで転換できていて、将来を通じての財産になると思う。



こんなことは多くの人がわかっているし、知っている。

だけど、それが実際にできている人がいかに少ないだろう。



「経験」という物事から、



「好きな金額を書いていいよ」

と言って渡された小切手に、マイナスを書いてから高い金額を書き込んだり、

「いや、別にいらないです」
と言って突き返す人が世の中にはごまんといるのではないか。



偉そうに言っている僕は、今までもそうして来たつもりだし、これからも

「最高のプレゼントをありがとう」

と言って、小切手に+の0をたくさん書き込んで、一生の財産にしていきたいと思う。




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