みなさん、普段の英語学習でついつい予定していた勉強をサボったりしてしまいませんか?
『今日は3時間やるぞ』って朝の段階で決めても、夜眠るタイミングで、
『はあ、結局1時間しか出来なかった』ってため息ついたりしてませんか?
英語学習に限らず、普段から自分との約束事を守れない人は多いとおもいます。
ダイエット、早起き、運動、読書、etc・・・
『自分との約束事だし、守れなくても自分が困るだけだから、まあいいや』
って簡単に流したりしてませんか?
全くもってナンセンス。
あなたの中のあなたは、ちゃーんとみてますよあなたのこと。
自分で決めたことを守れない状態が続く、それはすなわち自分との信頼関係の破綻を意味します。
自分自身に信頼がおけない状態=自分を信じられない=自信がない
ということになるわけです。
そして自信が無くなると、
『自分なんてこんなもんだ』
って自己評価を下げて、約束を守れない自分さえも肯定しにいこうとする。
そうなると、約束を守れない→自信喪失→約束を守れない
という負のサイクルに陥ってしまうんです。
そのサイクルにはまってしまうと、何一つうまくいきません。
なんたって自分で決めたことを守れないということは、自分の意思で自分をコントロール出来ないということだから。
その状態では、とてもじゃありませんが、TOEICにおいて目標スコアを達成することなどできやしません。
ただし。
このサイクルから抜け出すのは実は非常に簡単なんです。
負のサイクルに何度もはまっていた僕が編み出した方法。
それが息を止めるということなんです。笑
これはつまりどういういことか。
そもそもの話、自分との約束事を守れない時って、本当は必要では無いことをやっている時、つまりプラスαを追い求める時によく起こりますよね?
先ほど例にあげた、ダイエットや、早起き、ランニングや読書など。
無くても問題ないけど、あるとなお良いといったものばかりです。
こういったものは全て継続して行うことが難しいんです。
なぜなら『意識的』に行わなければならないことだから。
逆を言うと、人間『無意識』なものに対して、それをきちんとやったからといって、毎回約束を守ったなんて思いませんよね?
いちいちしんどいなーなんて思いませんよね?
「よし、俺はちゃんと漏らす前にトイレにいった」
「よし、俺はちゃんと歯を磨いた」
「よし、俺はちゃんとご飯を食べた」
そんなこといちいち考えてる人はいないはずです。
無意識的にできることは、毎回何も考えなくてもきちんと行えるんです。
なので、自分との信頼関係を取り戻すためには、『意識的に』取り組むことに対して約束を守る、という成功体験を積む必要があります。
そして、実はこの成功体験は、めちゃめちゃ簡単でいいんです。
この成功体験は、難易度ももちろんですがそれ以上に回数がものを言うんです。
その小さな信頼関係の積み重ねが、自分をコントロールするための大きなカギになるんです。
すごく難しくて大変な成功体験を積もうとするから、挫折してしまうんです。
もう、おわかりですね。
その小さな成功体験こそが、息を止めるということなんです。
みなさんはどこにいたって、何をしてたって息を止めることはできますよね?
そして、5秒間息を止めてって言われて出来ない人はほとんどいませんよね?
(一番理想はかなり苦しくなる30秒とか)
気づいた時で結構です。
その5秒間の約束を必ず守ってください。
それだけで。
たったそれだけで。
そんな小さすぎるとも思える成功体験を、空き時間にすこしずつ積み重ねることで。
自分との約束を守ることが、出来るようになります。
自分の中でいつのまにか、
『俺は、ちゃんと自分で決めたことを守るな』
という信頼関係が築けてくるんです。
「なるほど、だったら息を止めることでなくても、なんでも簡単なことでいいんだね?」
と言う方もいると思いますが、僕は息を止めることを推奨します。
その理由は2点。
1点目は、先ほどいった、いつでも、どこでも、何をしててもできるという『究極の手軽さ』。
そして2点目は、息を止めるという行為は、『無意識』の最たるものである「呼吸」を停止させるという『究極の意識』を必要とする行為であるから。
ということです。
どこでも、いつでも、何度でも、何をしてても出来る上に、たった数分しないだけでで死に至る「呼吸」をとめるという『究極の意識』の成功体験がつめる。
これほど効果的で手軽な成功体験をつめるものは他に存在しないと思います。
騙されたと思って続けてみてください。
いつのまにか、自分を思い通りにコントロールし、強固な信頼関係を築けていることに気付くはずです。