【有馬記念展望2】
★有力馬分析
【ブエナビスタ】
昨年の有馬記念は最強の内容。超Hペースを4角先頭、後ろを千切っての2着の内容に、ただ瞬発力があるだけでなく、極めて高い総合力を見せつけられたレースであり、今までのベストレースと考えている。
中山より東京の方がベターであるが、中山でも文句なしに力を出し切れることは昨年のグランプリで証明している。普通に走れば『負けっこない』とさえ言い切れる。断然の存在にまで上り詰めている。
【ドリームジャーニー】
去年はグランプリ連覇。そのジャーニーが、今年は苦しんでいる。京都記念・産経新聞杯の取りこぼしに始まり、脚部不安からのローテーション変更。有馬までの臨戦過程は良くないが、結論から述べると【買い】だと思う。
今年の一連のレースから能力減が囁かれるが、決してそうだと決めつける証拠にはならない。ジャーニーは小柄ゆえ、斤量の影響をモロに受ける。
今年は京都記念・大阪杯・オールカマー、全て【59キロ】での出走。万全ではなかった宝塚記念(58キロ)でさえ、勝ち馬からコンマ3秒に肉薄している。59キロ→59キロ→58キロ→59キロと来て、今回57キロ。57キロのジャーニーはコーナーでの推進力がまるで違うし、成績もそれを如実にしている。最後に、父、池江パパに最後のグランプリ、息子の先生にして見れば、今年も絶対に勝ちたい1戦であるはず。そういったサブ的な要因もジャーニーの状態を後押しすると見て、ドリームジャーニーは【買い】とする。
【トーセンジョーダン】
一気の3連勝ちでココまで駒を進めてきたが、コース的には東京より中山向き。馬力と粘りが持ち味のタイプで、中山替わりは間違いなくプラス。いや、中山の鬼である可能性まである。絶好枠を手に入れて、直線ブエナにどこまで食い下がれるか。力量的には、アーネストリーと差の無い所までジャンプアップしていると見ている。この馬も、ジャーニー同様、池江先生の思いが詰まった1戦となる。
【ヴィクトワールピサ】
トーセンジョーダンと同じく、馬力と粘りが持ち味のタイプであるから、中山への舞台チェンジは大幅プラス。JCの好走は素直に認めて、1枠1番と鞍上を加味すると買わなきゃいけない。
【ルーラーシップ】
雄大なフットワークだけを見ると、小回り中山は向いていない。外回りの阪神、東京などコーナーが緩く、直線ストライドを伸ばせるコースだと抜群に強いが、舞台が悪い。積極的な買い対象ではない。