ロンドン市内をめぐる (2) ロンドン塔
どこかお店に入ってお茶でもしようかと思ったが、一人でどこに入ったらよいか分からない。日本でもカフェに入ったりすることはほとんどないのだから、外国に来たからといってすんなり出来るものでもない。
結局そのまま、ビッグ・ベンの方向に向かって歩き出す。一日券を持っているのだからバスに乗れば良いのだが、どれに乗れば良いか分からず、調べるのが面倒なので歩くことにする。それなら一日券など買わなければ良さそうなものだが…。
テムズ川近くのお店で水のペットボトルを買って、ビック・ベンが対岸に見える場所で12時の鐘を聴いた。
テムズ川を渡っている途中に、子供に結んだひもを自分に括りつけたおばさんと遭遇。突然ボクの胸ポケットに造花を入れてきて、Moneyと言い出す。ボクは、Noといって返しておいた。いろいろ突っ込みどころが満載過ぎて、どこから突っ込んでいいかも分からん。何でひもで子供をつないどるんじゃ、とか、押し売りすな、とか。
インフォメーション(その都市の観光総合案内所で、ヨーロッパの観光地には大概ある)に行って、市内地図とバスの路線図をもらう。これでバスも利用できるようになるはずだ。トラファルガー広場にほど近いこの場所は、ロンドン近郊の情報も扱っているようだ。明日出かける場所の情報が無いかちょっと見てみたが、パッと見て見つからないのであきらめることにする。こんな場所で時間を浪費してしまうのは、やっぱり勿体ないような気がするから。それならば、街の中をさまよっていた方が面白い。
お店でホットサンドとオレンジを買って、バスを待ちながら食べた。これが今日のお昼ご飯。
ロンドンでは、人の集まるところには大抵、果物屋が屋台を出しているし、電車に乗っている紳士も、りんごを丸かじりしていたりする。イギリス人はビタミン不足に対する恐怖が遺伝子に染み付いてでもいるのだろうか。常にビタミンを摂取しようとしているように見える。
なかなかバスが来ないので歩いてロンドン塔に向かうことにする。また一日券は有効活用されない。
テムズ川沿いには美術学校でもあるのか、人形を製作している男女がいた。ちょっと楽しそう。
ロンドン塔の前で携帯電話の着信履歴を見て、フィンランド在住の先輩から電話がかかってきていたことに気づく。どうも、無音設定になっていたらしい。こちらからかけ直して、ヨーロッパ上陸の報告をする。
ロンドン塔は、寒々しい雰囲気のある建物群だった。入り口付近では、名物らしい、時代がかった衣装を着たおじさんによる解説も行われていた。
しばらくの間、その解説を脇で聞く。英語が良く分からないので、半分くらいしか理解できない。はっきり分からないけれど、どうも目の前にある広場は汚水の廃棄場のようなものだったらしい。理解できている人の間では笑いが起こる。ボクも半笑い。見得の張りすぎ。
ここには血なまぐさい様々なエピソードが眠っているはずだ。夏目漱石も、入れば二度と娑婆の日を見ることは無かった、と書いていた気がする。アン・ブーリンの幽霊が出ることでも有名だ。それが世界中から観光客が訪れる名所になってしまっているのだから不思議だ。色々と建物を回っていて、ふとテムズ川を見ると、タワーブリッジが見えた。
イギリス旅行記
結局そのまま、ビッグ・ベンの方向に向かって歩き出す。一日券を持っているのだからバスに乗れば良いのだが、どれに乗れば良いか分からず、調べるのが面倒なので歩くことにする。それなら一日券など買わなければ良さそうなものだが…。
テムズ川近くのお店で水のペットボトルを買って、ビック・ベンが対岸に見える場所で12時の鐘を聴いた。
テムズ川を渡っている途中に、子供に結んだひもを自分に括りつけたおばさんと遭遇。突然ボクの胸ポケットに造花を入れてきて、Moneyと言い出す。ボクは、Noといって返しておいた。いろいろ突っ込みどころが満載過ぎて、どこから突っ込んでいいかも分からん。何でひもで子供をつないどるんじゃ、とか、押し売りすな、とか。
インフォメーション(その都市の観光総合案内所で、ヨーロッパの観光地には大概ある)に行って、市内地図とバスの路線図をもらう。これでバスも利用できるようになるはずだ。トラファルガー広場にほど近いこの場所は、ロンドン近郊の情報も扱っているようだ。明日出かける場所の情報が無いかちょっと見てみたが、パッと見て見つからないのであきらめることにする。こんな場所で時間を浪費してしまうのは、やっぱり勿体ないような気がするから。それならば、街の中をさまよっていた方が面白い。
お店でホットサンドとオレンジを買って、バスを待ちながら食べた。これが今日のお昼ご飯。
ロンドンでは、人の集まるところには大抵、果物屋が屋台を出しているし、電車に乗っている紳士も、りんごを丸かじりしていたりする。イギリス人はビタミン不足に対する恐怖が遺伝子に染み付いてでもいるのだろうか。常にビタミンを摂取しようとしているように見える。
なかなかバスが来ないので歩いてロンドン塔に向かうことにする。また一日券は有効活用されない。
テムズ川沿いには美術学校でもあるのか、人形を製作している男女がいた。ちょっと楽しそう。
ロンドン塔の前で携帯電話の着信履歴を見て、フィンランド在住の先輩から電話がかかってきていたことに気づく。どうも、無音設定になっていたらしい。こちらからかけ直して、ヨーロッパ上陸の報告をする。
ロンドン塔は、寒々しい雰囲気のある建物群だった。入り口付近では、名物らしい、時代がかった衣装を着たおじさんによる解説も行われていた。
しばらくの間、その解説を脇で聞く。英語が良く分からないので、半分くらいしか理解できない。はっきり分からないけれど、どうも目の前にある広場は汚水の廃棄場のようなものだったらしい。理解できている人の間では笑いが起こる。ボクも半笑い。見得の張りすぎ。
ここには血なまぐさい様々なエピソードが眠っているはずだ。夏目漱石も、入れば二度と娑婆の日を見ることは無かった、と書いていた気がする。アン・ブーリンの幽霊が出ることでも有名だ。それが世界中から観光客が訪れる名所になってしまっているのだから不思議だ。色々と建物を回っていて、ふとテムズ川を見ると、タワーブリッジが見えた。
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