まどろみの中で

たゆたう夢もあれば

悪夢の様な現実から

逃れる白昼夢もある


届かぬ夢を追う者と

夢の骸(むくろ)を抱き続ける者


認知って奴が正体ならば

現実と虚構の間には

たいした違いなんてありゃしない


夢見て眠れ

そして

夢の中で目覚めろ


終わらない夢幻の中で

善くも悪くも

もがけばいいさ


そう…


『出来るだけ』ね






高校生の夏

夜遊びのフィナーレを飾るべく

出回り始めたばかりの『カラオケボックス』にしけこむ。

『順番で他の者から指定されたアルファベットで始まる洋楽アーティストの楽曲を最低ワンコーラス歌う』

ロシアンルーレット方式のデスマッチルール。


『R』で『リック・アストリー』の

『Never Gonna Give You Up』

『S』で『スティング』の

『Englishman in New York』を

ネイティブ・ジャパニーズ全開(発音)で歌い切る。


(伊達に『J-WAVE』聞いとらんぜょ)


鼻息の荒いわたくしに突き付けられた


お題『D』…


落ち着いていれば

迷う事無く『(デビット)ボウイ』


浴びる程飲んだ炭酸飲料(未成年故ジンジャーエールであったに違いない)の悪戯か
命取りとなる取り返しのつかないセレクトミス…



『えぇ~』(若干エコー)


『Dead or Aliveのぉ~』

『Turn around and count 2 ten歌いますぅ~』



くねくねと

男らしく野太い声で

刹那く妖しく

ハイエナジーかつハードゲ…ハードに歌い上げた高1の夏 …

恍惚に酔いしれるわたくしとは裏腹に

『マジどん引き』とばかり一様に気分を害す我が学友達…




彼等にとっては正に

『夏の夜の悪夢』でございましょうか(^^ゞ






追伸


…やっぱり


夢に出て参りました…








『ピート・バーンズ様』…



おちおち眠れませぬ(笑) (^^ゞ