『リサイクル品の方が高いんですわ』

闇雲にエコを推進する上司の頑固さに辟易したのか

総務の四橋さん(三十路の美人妻)が艶っぽくポツリと呟く。


大量消費型の社会を見直すという事は

必ずしも『消費しない』事では無い。

『消費生活』によるゴミや排熱、排気(排泄)が『悪徳』であるならば

我々は殺生する食生活を改めるべきだし

呼吸もすべきでは無い。

『消費する事』は

『生きる事』とある種同等のニュアンスを持つ。

日本人の美徳と評される『勿体ない』でさえ

一歩間違えるとガラクタの中で壊死しかね無い程に

取り扱いが難しい。


誤解の無い様に申し開きするならば

わたくし自身は

『歩くエコライフ』
『ロハスのリーサルウェポン』を自認し

忍(しのび)が懐に手裏剣をしのばすが如く

常に『マイ箸』を携帯している。


『古いパソコンにウィルスソフトをインストールしたばかりに亀よりも鈍く(失礼)なり作業効率を著しく損じた…』

そんな『無駄』な経験がおありではなかろうか。

『無駄を無くして素早く事を成し余裕をもって先へ進む』

これこそが真の『スロー・ライフ』ではないだろうか。


『それぞれの生活で』
『自分に見合ったスピードで』
『無駄を無くしてゆく』

月並みだが『自分に出来る事から始める』のが肝要です。


そんな事を考えつつ

退社する総務の四橋さん(三十路の美人妻)を

牛が反芻(はんすう)するかの如くゆっくりと眺め見送る。

先程の上司から言付かったリサイクル品の件が納得いかないのか

プリプリと怒る様な後ろ姿に

その腰もまた左右にプリプリと然り。

(『とても中学生のお子さん二人もいる様には見えませんな』)


『スロー・ライフ我関せず』


そんな四橋さん(三十路の美人妻)の魅惑の腰つきは




微かにインナーを覗かせた『ロー・ライズ』にございます(^^ゞ