メッセージ | 石田ヨウスケのブログ monster’s BOX

メッセージ

冬場に手が悴むと、
よく思い出す
童話がある。



それは
「てぶくろを買いに」
というお話である。




雪山の中にいる子狐が
手の冷たさを訴え、
母狐は子狐を1人で
人間のいる街へ
手袋を買いに
行かせる話なのだが、
人間を専ら警戒する
母狐はたまらなく
心配なのである。


そして
無事に手袋を売ってもらい
戻ってきた子狐を見て、
母狐は、
人間というものは
自分が思う程
酷い生き物では
ないのかなと
感じるのである。




人間も
大きくなるにつれ、
見聞きしたものや
経験の上から
徐々に疑う事を
知っていくものだが、
この童話は、
そういう成長と同時に
信じる心も失っては
いけないという
メッセージなのでは
ないかと思う次第。




余談だが、
「いじわるばあさん」
という漫画で、
おばあさんから
「就職祝い」と言われ
御祝儀袋をもらった青年が、
袋の封を切らずに
それを持って
友達と飲み屋で豪遊し、
会計の際に封を開けたら
「まず疑ってかかれ」という
メモ紙だけが入っていた
という話があり、
笑ってしまったと同時に
なるほどなあと感じた。