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震災が恋人同士の感情を深める、婚約指輪や結婚指輪の売上増
（サーチナ - 04月24日 12:04）
東日本大震災の発生後、カップ麺や飲料水、電池、トイレットペーパーといった日用品の需要が急増しているが、婚約指輪や結婚指輪も意外な売れ行きを見せているという。香港メディア文匯網は、「震災によって恋人同士の感情がさらに深まり、結婚への願望が芽生え始めた」と分析した。
日本の有名デパートの担当者によると、4月1日から19日までの婚約指輪の販売量は前年同期比40％増となり、結婚指輪は25％増となった。震災が発生した3月の需要が4月の売り上げに繰り越させていたとしても、この伸び幅は通常の状況下では簡単に説明がつかないものだ。
指輪を購入するカップルの様子から、多くのカップルたちは3月11日の東日本大震災で互いの感情をさらに深め、結婚を決定しているようだ。担当者は「婚約指輪を飛び越して、結婚指輪を買うカップルも多い」と語る。
ある男性によると、結婚に関心がなかったという恋人が震災直後に、「こういう時だからこそ、大切な人と一緒に家庭を作りたいと言いだした」と語る。恋人の正直な告白に断るすべもなく、すぐに女性の両親に挨拶（あいさつ）に行き婚約したという。
阪神淡路大震災の直後も、今回と同じように結婚関連の商品の売り上げが伸びたという。記事は、「男女を問わず社会が不安定な状況下では、家庭に安らぎを求めるようだ。恋人同士は結婚に積極的になり、独女は相手探しに必死になる。結婚紹介所では最近入会申し込みの増加現象が見られる」と報じた。（編集担当：及川源十郎）
気持ちわかるなぁ